IgG4関連疾患
「IgG4関連疾患」とは、免疫の異常によりIgG4という抗体を持つ細胞が臓器に集まり、炎症や線維化を引き起こす病気です。涙腺や唾液腺の腫れ、黄疸、だるさなどの症状がみられます。原因不明の腫れや症状が続く場合は、リウマチ・膠原病内科や総合内科を受診しましょう。
東日本橋内科クリニック 一般内科
平松 由布季 監修
病気について
「IgG4関連疾患」は、「IgG4」という特殊なたんぱく質(抗体の一種)が関わって起こる、全身性の病気です。
「IgG4関連疾患」の原因は、まだ完全にはわかっていませんが、免疫システムの異常が関わっているのではないかと考えられています。
「この食べ物を食べればIgG4値が下がる」と証明された特定の食べ物は、現在のところありません。
IgG4関連疾患は適切な治療を受けることで、多くの方が診断後も長く、比較的安定した状態で生活を送ることが期待できます。
複数臓器にまたがる病気であり、複数の診療科がある総合病院をおすすめします。
中高年の男性に多い傾向がありますが、若年や女性でも発症しえます。
因果関係ははっきりとしていませんが、がんには注意が必要です。
免疫が関与する全身疾患ですが、膠原病とは異なる独立した概念です。
IgG4関連疾患と喫煙の因果関係は明らかでないものの、膵臓には悪影響と考えられます。
遺伝病ではありません。
IgG4関連疾患とシェーグレン症候群は違う病気です。
はい、関係します。病変自体と治療によって血糖が変動する可能性があります。
病名だけではなく、機能障害の程度で判断されます。
治療内容によっては、重症化リスクには注意が必要です。
症状について
「IgG4関連疾患」の症状は、病変ができた体の場所によって非常にさまざまです。
IgG4関連疾患は、初期症状に気づきにくいですが、体のだるさや、体重減少、リンパ節の腫れなどが初期にみられることがあります。
ご自身がIgG4関連疾患かどうかを判断できるような「セルフチェックリスト」は、残念ながらありません。
起こり得ますがIgG4関連疾患の主な症状ではなく、他の病気の可能性も考慮する必要があります。
あり得ますが典型的ではなく、感染や合併症の確認が必要です。
心臓周囲の血管に炎症を引き起こす場合があります。
線維化が進むため治療が効きづらく、臓器の機能障害が残りやすくなります。
はい。まれですが難治性の中耳炎や難聴の原因になることがあります。
はい、IgG4関連疾患で慢性副鼻腔炎の症状が続くことがあります。
はい、IgG4関連疾患による間質性腎炎で腎機能が低下する場合があります。
はい、まれに甲状腺に炎症を起こします。
はい、下垂体炎との関連が疑われています。
治療について
受診について
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