IgG4関連疾患での入院期間はどの程度ですか?

病気の状態や入院の目的によって入院期間が異なるため、担当の医師に確認するのがよいでしょう。

解説

IgG4関連疾患での入院期間はどの程度ですか?」に関しては、以下に個人の見解を記載します。

個人の見解

IgG4関連疾患で入院が必要になるかどうか、また入院期間はどのくらいかは、患者さんの病気の状態や、どの臓器にどの程度影響が出ているかによって大きく異なります。

そのため、「この病気だから必ず〇日間入院する」という決まった期間はありません。

入院が必要となるのは、主に以下のような場合です。

  1. 診断のための詳しい検査や生検(組織の一部を採取する検査)を行う場合:外来では難しい、より精密な検査や処置が必要なことがあります。
  2. 病気が進行しており、重い症状が出ている場合例えば、膵臓の腫れで黄疸がひどい、腎臓の機能が著しく低下している、といった緊急性の高い状態の管理が必要な場合です。
  3. 治療を開始する際、特にステロイド薬を大量に使う場合治療の開始時に、体の反応を見たり、初期の副作用がないかを確認したりするために、入院することがあります。ただし、最近では外来で治療を開始することも増えています。
  4. 合併症の治療が必要な場合病気に関連して他の問題が起こった場合などです。

逆に、病気の発見が早く、症状が軽い場合や、外来での治療で十分にコントロールできている場合は、入院せずに治療を続けることも多いです。

もし入院が必要になった場合でも、その期間は数日から、病状が安定するまで数週間と、状況によって大きく変わります。

ご自身の病状で入院が必要かどうか、また入院期間の見込みについては、担当の医師が最も正確な情報を持っていますので、直接相談してみるのが一番よいでしょう。

公開日

最終更新日

東日本橋内科クリニック 一般内科

平松 由布季 監修

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