自己免疫性膵炎(AIP)のセルフチェックはできますか?
症状だけから自己判断することは困難です。
自己免疫性膵炎は、症状からのセルフチェックが難しい病気です。自覚症状としては、腹痛、背部痛、黄疸などが出現する可能性がある一方、無症状の場合もあります。また、これらの症状は自己免疫性膵炎に特徴的ではなく、胆石症、慢性膵炎など、そのほかの病気でも起こりえるものです。
自己免疫性膵炎の診断には、血液検査で免疫に関するたんぱく質である、IgG4という項目が上昇していることや、CT検査、MRI検査、お腹のエコー検査などの画像的な検査を行い、膵臓に特徴的な所見があるかといった情報が必要になります。
また、まれではありますが、膵がんでも似た症状が出る場合があるため、悪性のものでないか確認することも重要となります。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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