尿管癌は何歳の人がなりやすいですか?
尿管癌は、70歳代以降の高齢の方に多いがんです。
尿管癌の患者さんは50歳代から増え始め、70歳代以降で多くなるため、高齢の方に多い傾向があります。女性より男性の患者さんが約2~3倍多くると報告されています。
尿管癌のリスク因子には、喫煙や、ベンジジン・ナフタレンなどの化学物質への曝露、遺伝などがあります。詳しくは「「尿管癌」の原因やなりやすい人の特徴には、何がありますか?」をご参照ください。
特に喫煙が問題ですので、タバコを吸っている方は、今すぐやめることを推奨します。禁煙はいつ開始しても尿管癌などの発症率を下げて、寿命を延ばす可能性が報告されています。
ベンジジンやナフタレンは染料や顔料に関する工場で使われていた物質です。これらを長期間扱っていた人は、尿管癌の発生リスクが高くなるため注意が必要です。
また、リンチ症候群という遺伝性の病気も、尿管がんの発生に関わっています。
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
(参考文献)
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