ピンク色の鼻水が出る原因はなんですか?
鼻粘膜の傷や炎症が原因のことが多いです。
ピンク色の鼻水が出る原因は、鼻水にわずかな血液が混ざっていることが多く、以下のような要因が考えられます。
副鼻腔炎
副鼻腔炎があると、鼻の内部で炎症が起こり、粘膜が弱くなって出血しやすくなることがあります。
特に、慢性的に炎症が続く場合は、鼻水に血が混ざりやすく、ピンクや赤みがかった色の鼻水になることがあります。
強く鼻をかむ
鼻を頻繁にかんだり、強くかむことが続くと、粘膜が傷ついて出血しやすくなります。この血液が鼻水に混ざることで、ピンク色になることがあります。
鼻の粘膜の傷や乾燥
冬場や乾燥した環境、エアコンの使用などで鼻の粘膜が乾燥すると、粘膜が傷つきやすくなり、軽い出血が起こることがあります。この少量の血液が鼻水に混ざると、ピンク色に見えることがあります。
公開日:
最終更新日:
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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副鼻腔炎
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副鼻腔炎(蓄膿症)とはどのような病気ですか?
鼻腔のまわりにある副鼻腔という空洞が炎症を起こす病気です。
副鼻腔炎にはどのような人がなりやすいですか?
糖尿病やぜんそくなどの持病があるとなりやすいと言われています。
副鼻腔炎が発症する原因は何ですか?
ウイルスや細菌、アレルギーなどが原因になります。
副鼻腔炎を放置するとどうなりますか?
副鼻腔の炎症が目や脳にまでじかに及んで合併症を引き起こすことがあります。
副鼻腔炎と蓄膿症の違いは何でしょうか?
いずれもほぼ同じものを指す言葉です。
副鼻腔炎ではどのような症状が見られますか?
鼻づまり、口呼吸、黄色い鼻水が出るなどがよく見られる症状です。
副鼻腔炎と症状が似ている他の病気はありますか?
鼻水がのどに垂れる感じが続く場合、慢性上咽頭炎の疑いがあります。
副鼻腔炎で、医療機関を受診する目安はありますか?
症状がよくなったり悪くなったりを繰り返している場合、早めに受診しましょう。
副鼻腔炎は、主にどのようにして診断しますか?
鼻の中の観察やCT検査を実施し、副鼻腔に膿がたまっているかどうかを確認します。
副鼻腔炎は、主にどのような検査を行いますか?
鼻の中に光を当てて目視でのぞいてみるほか、鼻の内視鏡やレントゲンなどの検査を行います。
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