急性糸球体腎炎ではどのような検査を行いますか?
尿検査、血液検査で腎炎を疑い、腎生検で確定診断します。
急性糸球体腎炎が疑われる場合、まず尿検査を行います。尿検査では、尿に血が混じっていないか(血尿)、タンパクが出ていないかなどを調べます。これらは腎臓の炎症を示す重要なサインです。
血液検査で、腎臓の働き(クレアチニンや尿素窒素)、体の塩分や水分のバランス、免疫の異常(自己抗体、補体など)を調べます。感染症が原因の場合は、溶連菌やウイルスの検査も行われます。
必要に応じて、腎臓の大きさや形をみるための画像検査(超音波検査など)を行うこともあります。診断をつけるために、腎臓の組織を一部採取して顕微鏡で調べる腎生検が行われることがあります。糸球体腎炎の病型を確定するために重要な検査です。
これらの検査を組み合わせて、急性糸球体腎炎の診断と治療方針を決めていきます。
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(参考文献)
Sanjeev Sethi et al.“Acute glomerulonephritis”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35461559/,(参照 2025-11-12).
.“KDIGO 2021 Clinical Practice Guideline for the Management of Glomerular Diseases”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34556256/,(参照 2025-11-12).
M P Madaio et al.“The diagnosis of glomerular diseases: acute glomerulonephritis and the nephrotic syndrome”..https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11146695/,(参照 2025-11-12).
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虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
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