虚血性心疾患が原因で心臓が破裂することはありますか?
虚血性心疾患のひとつである心筋梗塞が原因で心破裂が起こることがあります。
虚血性心疾患のひとつである心筋梗塞が原因で、心破裂が起こることがあります。
特に心筋梗塞を起こしたあとで、心臓の壁が破れてしまう「心破裂」という状態が起こりうることが示唆されています。
心臓に栄養を送る血管(冠動脈)が詰まってしまう状態が心筋梗塞です。心筋梗塞を起こすと、詰まった血管より先の筋肉に、栄養や酸素などが血液の流れを通しで供給することができなくなり、心臓の筋肉の細胞に大きなダメージが加わります。
その結果、ダメージを受けた心臓の筋肉の一部が弱くなり、心臓の拍動による圧力に耐えきれなくなることで、穴が開く心破裂を起こしてしまうことがあります。
心破裂は、心筋梗塞の合併症の中でも非常に重篤で命に関わる状態であり、死亡に至ることも多いです。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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