「心室細動」とはどのような病気ですか?
心臓の電気の流れが乱れ、心臓が小刻みに震え、血液を全身に送れなくなる危険な不整脈です
心臓の電気の流れが乱れ、心臓が小刻みに震え、血液を全身に送れなくなる危険な不整脈です。
心臓には4つの部屋があり、上の部屋は左心房と右心房、下の部屋を左心室と右心室と呼ばれます。それぞれの部屋は、電気刺激によって連動して動いており、効率的に全身に血液を送るポンプとしての機能を果たしています。
心室細動は、心臓の「ポンプ」としての役割を担う中心である心室の電気的な活動が異常をきたし、心室の筋肉が小刻みに震える状態となってしまい、血液を効果的に送り出すことができなくなります。
発症すると脳や全身に血液が供給されなくなり、数秒から数十秒以内に意識を失います。適切な治療が速やかに行われないと、心臓は完全に停止し、突然死に至る非常に危険な不整脈です。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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