廃用症候群ではどのような症状がありますか?

筋力低下、関節拘縮、骨粗鬆症、心肺機能低下、精神機能低下など多岐にわたります。

解説

廃用症候群では、身体の様々な機能が低下し、多岐にわたる症状が現れます。最も顕著なのは、筋肉を使わないことによる「筋力低下」で、立ち上がったり歩いたりすることが困難になります。また、関節が固まって動かしにくくなる「関節拘縮」や、骨がもろくなる「骨粗鬆症」により、骨折のリスクも高まります。

心臓や肺の機能が低下する「心肺機能低下」により、少しの動作でも息切れ動悸を感じやすくなります。さらに、食欲不振便秘といった消化器系の問題、うつ状態や意欲の低下、集中力の低下、さらには認知機能の低下といった精神・神経系の症状も現れることがあります。重症化すると、皮膚に潰瘍ができる「褥瘡(床ずれ)」や、食べ物や唾液が誤って気管に入ってしまう「誤嚥性肺炎」のリスクも増大し、生命に関わる合併症を引き起こす可能性もあります。

公開日

最終更新日

まつだ整形外科クリニック 整形外科

栗原 信吾 監修

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