尿が出にくい場合の治療や予防方法には何がありますか?
薬物治療や手術、対症療法で治療し、アルコールや尿の溜めすぎを避けることで予防できる可能性があります。
尿が出にくいという症状の治療法は、以下のようなものがあります。
薬物療法
原因と患者さんの状態に合わせた薬を使用します。
具体的には、尿道の通りをよくするα1ブロッカーを主に使います。前立腺肥大症の場合にはその他にもPDE5阻害薬や5α還元酵素阻害薬などのお薬もあります。
また、神経因性膀胱などがある場合は、施設によっては、コリン作動薬を使用する場合があります。
手術
原因と患者さんの状態、薬物療法の効きなどを考慮して、なるべく適切な手術を行います。
症状の強さや原因の病気の病状は個人差が大きいため、手術の効果はありますが、完全に症状がなくならない可能性もあり、合併症の発症リスクなどもあることに注意が必要です。
手術を受ける場合は、事前に担当の先生とメリットとデメリット、ほかにどのような治療の選択肢があるかを、納得できるまで相談してから行ってください。
対症療法
- 間欠的自己導尿
- 尿道カテーテルの留置
尿がうまく出ない場合に、尿道からストロー状の管を使って物理的に尿を外に出すことがあります。
尿が出にくいという症状を予防する方法として、以下のようなものがあります。
- アルコールを避ける
- 尿の溜めすぎを避ける
- 使用する薬には注意を払う
- 塩分の摂り過ぎを避ける
- カロリーの摂り過ぎを避ける
特に前立腺肥大症の方で、飲酒後に尿が出にくくなる方がいます。
また、膀胱に尿を溜めすぎると、伸びすぎたばねのように膀胱が膨らみすぎて、収縮する力が弱くなることがあります。
そして、風邪薬など一部の薬の成分や、高血圧・糖尿病などの生活習慣病によっても膀胱の機能が弱くなり、尿を出しにくくなることがあります。
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
(参考文献)
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