目の奥が痛いときは何科に行く?左目だけ痛む原因は?脳梗塞の可能性は?

監修医師山口 知暁眼科 / 東北大学病院

「目の奥が痛い」について、特に知りたいことは何ですか?

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目の奥が痛い場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?

目の奥が痛いと感じる場合、まずは眼科を早めに受診しましょう。

目の奥が痛いと感じる場合、まずは眼科を受診するのが基本となります。眼科では、視力、眼圧、眼底などを確認し、目そのものに原因があるかどうかを評価します。

眼科的な異常が認められない場合や、頭痛やしびれなどの神経症状を伴う場合には、MRIなどの画像評価を行い、神経内科や脳神経外科への紹介や受診がすすめられることがあります。

また、鼻づまりや顔面の痛み、発熱を伴う場合には、耳鼻咽喉科で副鼻腔の評価を行うことが適切な場合もあります。

病院を受診する目安としては、まず痛みが強い、または急に出現した場合、目を動かすと痛みが増す場合、視力低下や視野の欠け、色の見え方の異常を伴う場合には、早めの受診が重要です。

さらに、吐き気や強い頭痛を伴う場合、片側の目に激しい痛みが続く場合、数日経っても症状が改善しない、あるいは悪化している場合も、医療機関を受診すべきサインといえます。

一方で、軽い違和感や疲れに近い痛みで、休息により改善する場合もありますが、自己判断で様子を見続けるのは避けることが望ましいです。

左目の奥が痛い場合、どのような原因が考えられますか?

左目の奥が痛い場合、眼周囲の組織や神経、全身性の疾患が関与していることがあります。

左目の奥が痛い場合、目そのものの異常だけでなく、周囲の組織や神経、さらには全身性の疾患が関与していることがあります。副鼻腔炎(蓄膿症)は原因のひとつで、副鼻腔は眼窩の近くに位置し、炎症が起こると目の奥に圧迫感や痛みとして自覚されることがあります。

また、視神経炎では、目を動かしたときに目の奥が痛むことが特徴的で、視力低下や色の見え方の異常を伴うことがあります。若年者に多く、神経系の疾患と関連することもあります。

さらに、緑内障の急性発作では、眼圧の急激な上昇により、目の奥の強い痛み、頭痛、吐き気、視力低下などが生じることがあります。この場合は緊急の治療が必要です。

ほかにも、片頭痛や群発頭痛といった頭痛疾患では、目の奥にえぐられるような痛みを感じることがあり、涙や鼻水を伴うこともあります。加えて、眼窩炎症性疾患や外傷、腫瘍、血管性病変など、比較的まれではあるものの重篤な原因が背景にある場合もあります。

痛みが強い場合、視力障害を伴う場合、あるいは症状が持続・悪化する場合には、早めに眼科や医療機関を受診することが重要です。

目の奥が痛い場合、脳梗塞の可能性はありますか?

目の奥が痛いという症状だけから脳梗塞を疑うことは一般的には多くありません。

目の奥の痛みだけで脳梗塞の可能性が高いとは言えません。脳梗塞は、脳の血管が詰まることで神経細胞に障害が生じる病気で、片側の手足のしびれや麻痺、ろれつが回らない、言葉が出にくい、顔のゆがみ、急な視野障害など、神経がうまく働かなくなることで起こる症状が現れます。

そのため、「目の奥が痛い」という痛みそのものは、脳梗塞の代表的な症状ではありません。まれに、脳の後ろのほうや視覚に関わる部分に脳梗塞が起こると、視力障害や視野の欠け、頭痛などとともに、目の奥の違和感や痛みを感じることがあります。

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