特発性肺線維症の診断基準を教えてください。

複数の検査や所見を総合的に評価して行われますが、高分解能CT所見が診断の中心となります。

解説

高分解能CT所見が診断の中心となり、必要に応じて肺生検を追加し、他疾患の除外と合わせて特発性肺線維症と診断します。

複数の検査や所見を総合的に評価して行われます。

1. 臨床症状

  • 乾いた咳(乾性咳嗽)
  • 労作時の息切れ
  • 聴診で聞かれる捻髪音(パチパチ音)
  • ばち指の存在

2. 血液検査

  • KL-6、SP-D、SP-Aなどの間質性肺疾患マーカーの上昇がみられることがあります

3. 呼吸機能検査

  • 拘束性換気障害(肺活量の低下)

4. 画像検査

  • 特に高分解能CT(HRCT)が重要
  • 両側の網状影、すりガラス影、蜂巣肺などの典型的所見を確認

5. 他疾患の除外

  • 膠原病、薬剤性肺炎、過敏性肺炎など原因が特定できる間質性肺炎を除外することが重要

6. 肺生検(必要に応じて)

  • HRCTで診断が確定しない場合、外科的肺生検を行い、UIP(usual interstitial pneumonia)パターンの病理所見があれば確定診断となります

公開日

最終更新日

京都大学医学部附属病院 呼吸器内科

山形 昂 監修

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特発性肺線維症

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