特発性肺線維症の場合、呼吸音はどうなりますか?
特発性肺線維症の場合、パチパチ、バリバリといった呼吸音が聴診されます。
特発性肺線維症では、聴診時に特徴的な吸気終末の異常呼吸音が聞かれます。
具体的には、背中の下側(下肺野)に聴診器を当てたとき、息を吐いてから大きく吸い込むと「パチパチ」「バリバリ」とした細かい音(Velcroラ音)が聞こえます。
これは、肺胞壁が線維化して硬くなり、吸気時に硬くなった肺胞が開く際に生じる音です。
この呼吸音は特発性肺線維症を疑う重要な所見のひとつですが、診断には他の検査や症状もあわせて評価します。
例えば、ばち指(指先の丸みや膨らみ)の有無、CTでの肺の線維化像や蜂巣肺の有無、さらには呼吸機能検査や血液検査も重要です。
このように、聴診所見だけでなく、複数の情報を組み合わせて特発性肺線維症の診断を行います。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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