特発性肺線維症の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
適度な運動、感染予防、禁煙、定期的な医師の診察が大切です。
特発性肺線維症(IPF)の患者さんが日常生活で気をつけるべきことはいくつかあります。
過度な運動やストレスを避けるる
まず、過度な運動やストレスを避け、無理なく活動することが重要です。適度な運動は推奨されますが、息切れを感じたらすぐに休むようにしましょう。
禁煙
喫煙は厳禁であり、受動喫煙も避けるべきです。
感染症予防
感染症予防も重要で、特にインフルエンザや肺炎のワクチン接種が推奨されます。
また、病状の急速な悪化により、急激に呼吸状態が悪化することがあり、これを急性増悪と呼びます。呼吸状態が急に悪化した場合や新たな症状が出た場合は、急性増悪を起こしている可能性がありますので、すぐに医療機関を受診する必要があります。
急性増悪を防ぐためにも、日常的な健康管理が欠かせません。外出時はマスクを着用し、感染リスクの高い場所を避けることが重要です。
公開日:
最終更新日:
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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