乳歯の生え変わりが早い場合、低ホスファターゼ症の可能性はありますか?
4歳未満で乳歯が自然に抜けてしまい、その後すぐに永久歯が生えてこない場合、可能性が高いです。
低ホスファターゼ症では骨や歯でのカルシウムの取り込み(=石灰化)が妨げられます。このため、歯の正常な成長が阻害されて乳歯がぐらつきやすくなり、抜けやすくなってしまう場合があります。特に4歳までの間に乳歯が自然に抜けてしまい、その後すぐに永久歯が生えてこない場合には、低ホスファターゼ症の可能性が高いです。とりわけ抜けやすいのは前歯ですが、重症の場合では前歯以外の歯も抜けることがあります。また、乳歯だけでなく永久歯もぐらつきやすくなり、抜けてしまう場合もあります。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
低ホスファターゼ症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ