特発性血小板減少性紫斑病(ITP)とコロナワクチンの関係性を教えてください。
ITPでは、接種後に一時的に血小板が減ることがありますが、多くは安全に接種可能です。
ITPとコロナワクチンには関連があるものの、医学的には接種を控える必要は少なく、すでにITPと診断された方は、主治医と相談しながら安全に行うことが重要です。
新型コロナワクチン接種後に、ITPの新規発症が報告されていますが、ワクチンの接種がITP発症リスクを増加させるのかどうか結論は出ていません。また、約30~50%の症例で血小板数減少が報告されていますが、この頻度はITP患者さんと健常者で大きな違いはありません。ほとんどは一過性であることが示唆されており、多くの人にとっては、ワクチンの利益が上回ると考えられています。
すでに、ITPと診断された方は、接種後に一時的に血小板が減ることがあるため、接種前後に血算を測定して経過を観察することが推奨されます。また、まれに「ワクチン誘発性免疫性血栓性血小板減少症(VITT)」という別の病態が起こることがありますが、これはITPとは異なり血栓症を主体とする疾患です。
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東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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特発性血小板減少性紫斑病(ITP)
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