特発性血小板減少性紫斑病(ITP)と単純性紫斑の違いを教えてください。
ITPは血小板減少が紫斑の原因であり、単純性紫斑は血管壁の障害により紫斑が生じています。
特発性血小板減少性紫斑病(ITP)と単純性紫斑の違いのポイントは、血液検査で血小板減少があるかどうかです。単純性紫斑は、血小板数は通常正常で、ITPは血小板の減少を認めます。
単純性紫斑は、加齢や体質などの原因で、血管壁が弱くなったことによる「血管壁の障害により生じる紫斑」で、血小板数や凝固検査は基本的に異常がありません。軽い打撲・摩擦でも皮下に点状〜斑状の出血が出やすく、全身疾患を伴わないことが多いとされます。
一方、ITPは免疫の異常によって血小板が減少し、点状出血や鼻・歯肉出血、月経過多などの粘膜出血をきたします。


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東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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