ITP(特発性血小板減少性紫斑病)の初期症状は?似ている病気は?
免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病:ITP)について、特に知りたいことは何ですか?
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免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病:ITP)には初期症状はありますか?
免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病:ITP)には初期症状はありますか?
初期症状として、血小板減少による点状出血や紫斑とよばれる皮下出血を認めます。
ITPに伴う血小板減少による初期症状は、主として皮下出血(点状出血又は紫斑)です。ただし、急激な血小板減少があった場合は、歯肉出血、鼻出血などの粘膜出血、下血、血尿、頭蓋内出血なども起こりえます。
血小板減少は血小板数が10万/μL以下と定義されていますが、出血症状が明らかになるのは一般的に血小板数が5万/μL以下になったときに現れます。血小板数が1万~2万/µL以下に低下すると、口腔内出血、鼻出血、下血、血尿、頭蓋内出血などの重篤な出血症状が現れます。
(参考文献)
免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病:ITP)と免疫性血小板減少症の違いを教えてください。
免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病:ITP)と免疫性血小板減少症の違いを教えてください。
特発性血小板減少性紫斑病と免疫性血小板減少症は同じ病気で、近年は後者に名称が統一されています。
「特発性血小板減少性紫斑病」と「免疫性血小板減少症」は同じ病気で、近年は後者に名称が統一されています。
「特発性血小板減少性紫斑病(ITP)」という名称は、長く使われてきたものですが、近年は「免疫性血小板減少症(ITP)」という表現に統一されつつあります。これは、かつては原因不明(特発性)と考えられていたものの、実際には自己抗体など免疫異常によって、血小板が壊されることがわかり、病態をより正確に表すために改称されたからです。
病気そのものは同じで、診断・治療の考え方も変わりません。医療現場では古い名称と新しい名称が併用されていますが、国の難病指定や最新の教科書では「免疫性血小板減少症」が基本になっています。
(参考文献)
免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病:ITP)と似た他の病気は何がありますか?
免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病:ITP)と似た他の病気は何がありますか?
ITPに似た病気は免疫性血小板減少症(特発性血小板減少性紫斑病:ITP)や薬剤性、自己免疫疾患による血小板減少などです。
ITPに似た病気は血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)や薬剤性、自己免疫疾患による血小板減少などです。
ITPと同じように、出血や紫斑を起こす病気はいくつかあります。例えば、血小板が壊れて減少する「血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)」や全身の凝固異常で出血する「播種性血管内凝固症候群(DIC)」、薬剤性の血小板減少、自己免疫疾患(SLEや抗リン脂質抗体症候群など)、HIVなどの感染症に伴う血小板減少などです。
また、骨髄の造血機能が低下する再生不良性貧血や骨髄異形成症候群(MDS)でも血小板が減少します。免疫性血小板減少症の診断は「これらの病気ではないという確認をすること」が大前提であり、血液検査や骨髄検査で区別します。
(参考文献)
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東日本橋内科クリニック 一般内科 循環器内科 院長
白石 達也 監修
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