特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の治療で輸血を行うことはありますか?
はい、ITPでは緊急時に血小板輸血を行いますが、効果は一時的です。
はい、緊急時には一時的に血小板輸血が行われます。ITPの基本治療はステロイドや免疫グロブリン、トロンボポエチン受容体作動薬などですが、頭蓋内出血や消化管出血など命に関わる出血や、手術・出産前に短期間血小板数を上げたいときに血小板輸血が行われます。
ただし、ITPでは輸血した血小板も自己抗体で速やかに壊されてしまうため、効果は一時的です。そのため、輸血は単独ではなく免疫グロブリン大量療法やステロイドと併用されます。つまり、輸血は根本治療ではなく「命を守る応急処置」としての役割です。


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東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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