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新起立試験とはどのようなものですか?
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
寝ているときと立ち上がったときの血圧の変化や、血圧が戻るまでにかかる時間、自覚症状などを調べる検査です。
解説
寝ているときと立ち上がったときの血圧の変化や、血圧が戻るまでにかかる時間、自覚症状などを調べる検査です。
以下のような順序で行います。
①10分間ベッドなどの上に横たわって安静にする
②心拍数と血圧の測定を3回にわたって行う
③10分間起立する
④数分ごとに心拍数と血圧を測定し、その変化を記録する
これによって起立性調節障害かどうか、重症度はどの程度か、どのようなタイプの起立性調節障害(サブタイプ)かなどを診断することができます。
「ユビー」でわかること
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(参考文献)
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どのようにして診断しますか?
まず問診を行ったうえで血液検査や検尿を行い、起立性調節障害の可能性が高いと判断された場合は、新起立試験を行って診断を確定させます。
治療中に、日常生活で気を付けることは何でしょうか?
症状を悪化させない日常的な工夫をしつつ、ストレスの少ない生活を心がけましょう。
一般的にどのような治療を行いますか?
ご本人と周りの人たちに病気についてしっかりと理解してもらったうえで、生活リズムの改善などを中心に治療を行います。
どのような人が起立性調節障害になりやすいですか?
小学校高学年〜中学生にかけての、自律神経が不安定になりやすい時期になりやすいです。
起立性調節障害とはどのような病気ですか?
自律神経のはたらきの乱れによって、立ち上がったときの体の血流が悪くなってしまう病気です。
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