重症筋無力症の検査所見にはどのような特徴がありますか?
「筋力が弱く、使い続けるとさらに力が入りにくくなり、休むとある程度回復する」という症状があります。
重症筋無力症では「筋力が弱いだけでなく、使い続けるとさらに力が入りにくくなり、休むとある程度回復する」という症状を、さまざまな検査所見として確認します。比較的午前中は症状が軽く、午後になると悪化する日内変動、疲れやすく、疲れると症状が悪化するという易疲労性が特徴です。
問診・視診で眼筋型ではまぶたが下がる、ものが二重に見える、といった目の症状、全身型ではろれつが回りにくい、飲み込みにくい、手足や首の力が入りにくい、呼吸が苦しい、といった全身症状がみられます。血液検査で抗アセチルコリンレセプター(AchR)抗体や筋特異的受容体型チロシンキナーゼ(MuSK)抗体が陽性になる、神経伝導検査では反復刺激試験で減衰率が基準値以上、神経から筋肉への電気信号の伝達(神経筋接合部)能力を調べる異常線維筋電図で異常となる、といったことが考えられます。
また、まぶたの下がりが冷やすと一時的に症状が改善するかどうか調べるアイスパック試験、呼吸筋が弱っていないかを確認する呼吸機能検査で異常がみられることもあります。
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株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
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