重症筋無力症の眼筋型の場合、どのような検査をしますか?
眼瞼易疲労性試験、アイスパック試験、血液検査などが行われます。
重症筋無力症の眼筋型で主に行われる検査には、以下のようなものがあります。眼筋型は、主にまぶたの下がりやものが二重に見えるなどの眼の症状が現れ、ほかの筋肉には症状が出ていないタイプです。
眼瞼易疲労性試験
診察室で上を向いて1分ほど目を動かし続け、まぶたの下がりが強まるかを確認します。
アイスパック試験
まぶたにアイスパックを2分当てて冷やし、下がりが改善するかを確認します。
血液検査
重症筋無力症に特異的なアセチルコリンレセプター(AchR)抗体、筋特異的受容体型チロシンキナーゼ(MuSK)抗体などの自己抗体を測定します。しかし、眼筋型は全身型よりも陰性となる場合が多く、ほかの検査結果と併せて補助的に用いられます。
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株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
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