重症筋無力症の最新治療や新薬について教えてください。
エクリズマブを始め、分子標的薬という新規治療が行われるようになりました。
重症筋無力症の最新治療では、免疫に関わる分子(物質を構成する粒子)を標的とした新薬が登場しています。リンパ球、補体、FcRn (胎児性Fc受容体)、サイトカインという、免疫(自己を外敵から守る機能)に関わる分子(物質を構成する粒子)が、重症筋無力症の病気に関わっているため、これらに対する分子標的薬(物質を構成する粒子に作用する薬)が重傷筋無力症の治療として新規に開発・承認されています。
2017年にエクリズマブという補体(C5)阻害薬が日本で初めて分子標的薬が承認され、その後、2022 年に FcRn 阻害薬であるエフガルチギモドと長時間作用型 C5 阻害薬であるラブリズマブが承認されています。
その後、2023年に FcRn 阻害薬のロザノリキシズマブ、補体阻害薬のジルコプランという新薬が重症筋無力症の新規治療として承認されています。FcRn 阻害薬のニポカリマブ、バトクリマブ、B 細胞阻害薬のイネビリズマブ(CD19 抗体)、サイトカイン阻害薬のサトラリズマブ(IL-6 受容体抗体)は、現在治験中または承認申請中です。
この記事では一般的な医療情報をご紹介しています。一方で、医療AIパートナー「ユビー」を使うと、あなたの病状や状況に合わせて、より具体的で役立つ情報をお伝えできます。

重症筋無力症の悩みにユビーが答えるよ🌱
まずは気になる項目を選んでください
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえご利用ください。

気になる症状はあるかな?💭
もっとも当てはまる項目を選択してください。
文京小石川クリニック 脳神経内科
越智 佳奈 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
重症筋無力症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです