重症筋無力症の血液検査ではどのような項目を調べますか?
抗アセチルコリンレセプター(AchR)抗体と、抗マスク(Msuk)抗体という抗体を主に調べます。
重症筋無力症の方、もしくは、疑われる方は、抗アセチルコリンレセプター(AchR)抗体と、抗MuSK(MuSK)抗体という自己抗体(自分を攻撃する抗体)を主に血液検査で調べます。
これらの自己抗体が陽性であれば、重症筋無力症と診断されることがあります。また、これらの抗体が見つからない場合は、抗LRP4抗体の測定などが行われることがあります。抗AchR抗体は重症筋無力症の原因となる自己抗体で、全身型の患者さんの約80〜90%で陽性で、抗MuSK抗体は患者さんの約5%で陽性となります。
重症筋無力症が疑われるにも関わらず、この2つの自己抗体が陰性である場合は、抗LRP4抗体が陽性、もしくは、未知の自己抗体が重症筋無力症の原因となっていると考えられています。


重症筋無力症について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
重症筋無力症について、気になる症状はありますか?
もっとも当てはまる項目を選択してください。
文京小石川クリニック 脳神経内科
越智 佳奈 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
重症筋無力症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです