重症筋無力症の治療でステロイドは使いますか?
使います。
はい、使います。
ステロイドの使い方には2パターンあり、内服する場合と点滴で多量に投与する場合があります。点滴で投与した後に、ステロイドの効果がある場合には、内服薬に変更し徐々に量を減らし、外来通院でも安全な量まで減ったところで退院となることが多いです。
外来通院での安全な量の内服でも、長期になればステロイドの副作用のリスクは上がるため、できる限り早く5mgまで減量することが目標とされています。逆に点滴の方が、量は多いですが短期間で終了するため副作用のリスクは低いとされています。
副作用には、易感染性、消化性潰瘍、糖尿病、高血圧症、脂質異常症、骨粗鬆症、大腿骨骨頭壊死、精神症状、血栓形成、白内障、緑内障などがあります。


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新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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