重症筋無力症ではどのような症状がありますか?
まぶたが垂れ下がる、ものが二重に見える、手足の筋力の低下、疲れやすくなるといった症状が起こります。
重症筋無力症は、免疫機能の異常により、神経から筋肉への刺激の伝達が阻害され、筋力の低下などの症状が引き起こされる病気です。
そのため、重症筋無力症の症状として、以下のようなものが挙げられます。
- 目の症状:まぶたが垂れ下がる、ものが二重に見える
- 手足をはじめとした全身の筋力の低下
- 疲れやすい
- 食べ物がうまく飲み込めない
- 話しにくい
- 呼吸が苦しい
- いずれの症状も夕方など疲れた時に重くなり、休むと軽くなる
また、たとえば、感染症などをきっかけとして急激に呼吸状態が悪くなるクリーゼという状態を引き起こすこともあるため、感染症や怪我などストレスには気をつけ、ほかの病気で病院にかかる際は必ず重症筋無力症であることを医師に伝えましょう。
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最終更新日:
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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