「インスリノーマ」とはどのような病気ですか?
インスリノーマはインスリンを過剰に分泌する膵臓の腫瘍で、低血糖発作を起こすまれな病気です。
インスリノーマとは、膵臓に発生する機能性神経内分泌腫瘍(ホルモンをたくさん分泌する腫瘍)のひとつで、インスリンを過剰に分泌する病気です。インスリンが持続的にたくさん分泌されることにより低血糖発作を繰り返し、意識障害や発汗、倦怠感などを引き起こします。
100万人あたり年間の発症が約1〜4例という非常にまれな腫瘍です。90%以上が良性で悪性は10%未満と報告されています。多発性内分泌腺腫症1型というホルモンをたくさん分泌する腫瘍が、体内に複数できる病気で見られることもあります。
診断には膵臓の画像検査に加え、72時間絶食試験などが行われます。治療の第一選択は手術です。悪性はまれですが、転移例には化学療法や分子標的治療が行われることもあります。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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