手足がほてる
監修医師平松 由布季東日本橋内科クリニック 内科
- 更新日
- 2026/10/27
- 公開日
- 2025/03/24
概要
手足のほてりは、末梢血管の広がりを調整する自律神経の乱れや、ホルモンバランスの変化によって起こることが多い症状です。代謝の異常や末梢神経の機能低下が原因となる場合もあります。症状が続く場合は、医療機関への受診を検討してください。
受診の目安・何科を受診するべきか
手足が熱い場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
生活に支障が出ている場合や、動悸・めまいなどの他の症状が見られる場合は、内科を受診しましょう。
症状が強い場合や高熱がある場合、原因が分からない場合は基本的に内科を受診しましょう。
手足が熱い原因としてはさまざまなものが考えられるため(詳しくはこちら)、受診するべき科もひとつには定まりません。
基本的には内科をおすすめしますが、例えば、更年期障害では婦人科の受診が推奨されます。受診のひとつの目安としては症状が強いことが挙げられます。また、高熱が出ている場合は強い炎症が起きていることが考えられるため、速やかな受診が望まれます。原因がはっきりしない場合も医師に相談しましょう。
手足が熱い症状が続く場合、病院に行くべきですか?
手足の熱い症状が続く場合は、医師に相談して原因を確認することをおすすめします。
はい、手足が熱い症状が続く場合は、病院で医師の診察を受けることをおすすめします。
手足の熱感は、ストレスや自律神経の乱れだけでなく、血行不良、末梢神経の障害、感染症、甲状腺機能の異常など、さまざまな原因が考えられます。
早めに医師に相談することで、正確な診断と適切な治療を受けることができます。症状を放置せず、専門家の意見を求めることが大切です。
対処法・セルフケア
手足が熱い症状に対して自分でできる、即効性のある対処法はありますか?
深呼吸や手足を冷やすことで症状を和らげられる場合があります。
はい、手足が熱い症状に対して、自分でできる即効性の期待できる対処法はいくつかあります。
以下の方法を試してみてください。
1. 冷水での冷却
手や足を冷たい水(氷水ではなく)で洗ったり、浸したりすると、熱感を和らげることができます。
2. 深呼吸やリラクゼーション
ゆっくりと深呼吸をすることで、自律神経を整え、ストレスを軽減する効果があります。
3. 軽いストレッチや運動
手足を軽く動かすことで、血流を促進し、熱感を解消することができます。
4. マッサージ
手足をやさしくマッサージすることで、筋肉の緊張をほぐし、血流を改善します。
5. 水分補給
適度な水分を摂取することで、体温調節を助けます。
これらの方法を試しても症状が改善しない場合や、頻繁に起こる場合は、医師に相談することをおすすめします。
手足が熱いの治療
手足が熱い場合の治療や予防方法には何がありますか?
規則正しい生活を送りましょう。更年期障害の場合、ホルモン療法で改善することもあります。
手足が熱い原因にはいくつかの病気が考えられ(詳しくはこちら)、治療法や予防法もそれぞれ異なります。
更年期障害や自律神経失調症といった自律神経の乱れが原因の場合、食事・運動を中心とする生活習慣の改善やホルモン療法が行われます。また、必要に応じて抗うつ薬や抗不安薬、漢方薬が処方されることもあります。
感染症による炎症であれば、原因菌に応じて抗菌薬や抗真菌薬などが用いられます。また、熱さを緩和するために解熱剤が使用されることもあります。
膠原病や甲状腺機能亢進症が原因であれば、診断を付けたうえで適切な治療により症状は改善します。
手足が熱いに関連するその他の質問
足の裏が熱く感じるのは糖尿病でしょうか?
足の裏の感覚が鈍い場合、糖尿病の可能性もあります。内科を受診しましょう。
糖尿病では、神経に合併症が起こることが多く、これを糖尿病性神経障害と呼びます。糖尿病性神経障害では足先や足裏の感覚が鈍くなったりしびれたりすることが多いですが、人によっては手足の熱さ(灼熱感:しゃくねつかん)が見られることもあります。ただし、足の裏が熱くなる原因としては、他にも感染症や自律神経の乱れなどさまざまなものが考えられるため、内科できちんと診断を受けることをおすすめします。
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この記事の監修医師
平松 由布季 先生
東日本橋内科クリニック 内科
2015年愛媛大学医学部卒。 松山赤十字病院で初期研修後、東京ベイ・浦安市川医療センターで内科後期研修を修了。 引き続き同センター総合内科で、フェローシップ研修を行い、2024年1月まで医員、外来医長として勤務。 病棟専門の総合医であるホスピタリストとして、特に若手医師の教育、臨床倫理(アドバンス・ケア・プランニングや意思決定支援など)に注力してきた。 2022年6月からは日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師支援部門 病院総合医チーム副代表に就任。"病院総合医の価値を社会に発信し、これを志す若手の道標になる"をMISSION&VISONに掲げ、学術大会等での企画運営、商業誌執筆、若手医師のキャリア支援などを行なってきた。 2024年2月から東日本橋内科クリニックで勤務。
- 更新日
- 2026/10/27
- 公開日
- 2025/03/24