関節リウマチ(類縁疾患も含む)
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更新日:2024/03/28
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関節リウマチ(類縁疾患も含む)と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
全身が痛む
- 症状の程度
- 違和感がある
- 症状の頻度
- ほぼ毎日同じような症状がある
- 自覚した時期
- 1日以内
手や足が熱い
- 症状の頻度
- 初めての症状である
手の指が痛い
- 症状の程度
- 日常生活に支障が出る程度に痛む
- 症状の頻度
- 初めての症状である
手の指関節に症状がある
- 症状の程度
- 日常生活に支障が出る程度に痛む
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
関節リウマチ(類縁疾患も含む)とはどんな病気ですか?
主に手足の複数の関節が炎症を起こして、腫れや痛みが続く病気です。関節の炎症が長期間持続すると、骨や関節が変形したり、壊れたりしてしまうことがあります。
関節リウマチ(類縁疾患も含む)の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
進行後のリスク
関節の炎症が長時間持続すると、骨や関節が変形したり、壊れたりしてしまうことがあります。日々の生活に支障をきたすこともあります。 治療により関節破壊の進行を止めることでこれを防ぐことに繋がります。

合併症のリスク
- 関節の症状だけでなく、発熱、体重減少、倦怠感、骨がもろくなる、眼が乾く、肺炎にかかる、胃腸の調子が悪くなるなどさまざまな合併症が起こることがあります。これらは、関節リウマチに伴うものの他にも、治療薬の影響によって起こるものもあります。
- 特に肺の合併症は治療が遅れると危険なものもあり、とても注意が必要です。空咳や息切れ等の症状は要注意ですので、医師に相談してください。
関節リウマチ(類縁疾患も含む)への対処法は?
抗リウマチ薬や生物学的製剤を内服や注射で投与する治療が中心になります。関節の炎症を抑えることで、腫れや痛みを取り除き、関節が破壊されるのを防ぎます。必要に応じて、痛み止め等の薬を使用したり、リハビリや手術を行います。専門医による診断・治療を受ける事が望ましいです。
関節リウマチ(類縁疾患も含む)の専門医がいる近くの病院はありますか?
関節リウマチ(類縁疾患も含む)の専門医がいる病院を見る関節リウマチ(類縁疾患も含む)のQ&A
- A.
医師の診断書や説明文と共に、病気の説明を職場へ行うことはひとつの方法です。
解説関節リウマチでは、朝のこわばりが強く、出勤が遅れることは起こり得ます。これは病気の特徴であり、決して怠けているわけではありません。
まず、職場の上司や人事担当者に病気のことを説明し、朝のこわばりが仕事に影響することを伝えましょう。医師の診断書や説明文を用意すると、理解が得やすくなると思いますので、主治医の先生とも相談してください。職場によっては、勤務時間の調整や在宅勤務、休憩時間の確保などの配慮をしてもらうことが可能でしょう。
また、同僚にも状況を伝えることで、協力やサポートを受けやすくなります。自分自身でも、朝の準備を工夫したり、前夜に必要なことを済ませておくなど、できる範囲で対策をしましょう。
職場の理解と協力を得ることで、安心して働き続けることができます。困ったときは、医師やリウマチ専門の相談窓口にも相談してみましょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るMattila K, et al. Impact of morning stiffness on working behaviour and performance in people with rheumatoid arthritis. Rheumatol Int.. 2014, 34, -54207.
Jetha A, et al. Supporting Arthritis and Employment Across the Life Course: A Qualitative Study. Arthritis Care Res (Hoboken). 2018, 70, -160127. - A.
サポーターや装具による関節保護や、道具の工夫、活動量の調整を行うことで負担を減らすことができます。
解説負担を減らす方法には、さまざまなものがあります。手首用のサポーターや装具を使用することで手首の負担を減らし、痛みを和らげる効果が期待できます。装具は市販品でも使えますが、理学療法士や作業療法士の指導のもとで選ぶとより安全です。
関節保護の工夫も大切です。重い掃除機や道具は両手で持つ、手首をひねらずに使う、持ち手を太くするなど、手首への負担を減らす方法があります。家事は一度にまとめてせず、こまめに休憩を入れながら行いましょう。
活動のペース配分やエネルギーの節約も有効です。無理せず、できる範囲で家族に協力をお願いしたり、便利グッズ(軽量掃除機、電動モップなど)を活用するのもよいでしょう。
痛みが強い日は、マッサージや温めるケアも症状緩和に役立ちます。さらに、適度な運動やヨガ、バランスのよい食事も関節の健康維持に効果的です。
家事の負担を減らすためには、装具や関節保護、活動の工夫を組み合わせて、無理なく続けることが大切です。困ったときは、医療スタッフに相談してみましょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るSagtaganov Z, et al. Complex rehabilitation of patients with rheumatoid arthritis. Rheumatol Int.. 2024, 44, 1789-93.
Khojakulova U, et al. Massage therapy in rheumatoid arthritis. Rheumatol Int.. 2025, 45, 76.
England BR, et al. 2022 American College of Rheumatology Guideline for Exercise, Rehabilitation, Diet, and Additional Integrative Interventions for Rheumatoid Arthritis. Arthritis Care Res (Hoboken). 2023, 75, 1603-15. - A.
メトトレキサートの内服を分割したり注射製剤に切り替えたり、葉酸の補充などを行ったりすることで対応します。
解説メトトレキサートを飲み始めてから吐き気が続く場合、まず服用方法の工夫が有効です。米国リウマチ学会は、メトトレキサートの服用を週1回に分けて2回に分割する方法や、飲み薬から皮下注射に切り替える方法を推奨しています。これらの方法により、吐き気などの副作用を減らす効果が期待できます。
また、葉酸というビタミンを追加で摂ることで、吐き気や口内炎などの副作用が軽くなることが知られています。
食後に飲んでも改善しない場合は、寝る前に服用することで吐き気が和らぐこともあります。それでも症状が続く場合は、医師に相談し、服用方法の変更や葉酸の量の調整、場合によっては吐き気止めの使用など、個人に合った対策を検討します。
副作用が強い場合は、無理せず医師に相談してください。メトトレキサートは関節リウマチの治療にとても重要な薬ですが、服用方法を工夫することで多くの方が続けられています。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本臨床リウマチ学会MTX診療ガイドライン小委員会. 関節リウマチにおけるメトトレキサート(MTX)使用と診療の手引き 2023年版,. 羊土社. 2023
Fraenkel L, et al. 2021 American College of Rheumatology Guideline for the Treatment of Rheumatoid Arthritis. Arthritis Care Res (Hoboken). 2021, 73, 924-39. - A.
関節リウマチの治療で使用されるお薬に関連して、顎骨壊死が起こる場合があります。
解説関節リウマチで使用されるお薬のひとつであるデノスマブやビスホスホネート製剤の使用に関連して、顎骨壊死が現れることがあります。骨吸収薬関連顎骨壊死などとも言われることもあります。
顎骨壊死では、あごの骨の組織や細胞が死滅してしまうことで、症状としては歯ぐきや顎の腫れや痛み、下唇のしびれなどが現れます。
そのため、薬剤を使用される患者さんには口の中を清潔に保ち、定期的な歯科検査を受けることがすすめられます。また、抜歯などの歯科処理の予定がある場合は、この薬剤の使用を避けるなどの対応が必要となります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省.“骨吸収抑制薬に関連する顎骨壊死・顎骨骨髄炎”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.pmda.go.jp/files/000224780.pdf,(参照 2024-09-26).
日本リウマチ学会.“関節リウマチに対するデノスマブ使用の手引き”.日本リウマチ学会.https://www.ryumachi-jp.com/info/guideline_denosumab.pdf,(参照 2024-09-26).
日本リウマチ学会.“メディカルスタッフのためのライフステージに応じた関節リウマチ患者支援ガイド”.日本リウマチ学会.https://www.ryumachi-jp.com/jcr_wp/media/2022/03/life_1-2.pdf,(参照 2024-09-26). - A.
関節リウマチでは、足首にも痛みや腫れなどが現れることがあります。
解説関節リウマチの症状が現れる主な部位は、手足の指、手首など比較的小さな関節ですが、足首や肘、肩、膝などにも症状が現れることがあります。
関節に現れる症状は、痛み、腫れ、朝のこわばりなどです。
一般的には左右対称、複数の関節に症状がでる場合が多いですが、片側のみや少数の関節部位のみの場合もあります。
なお、関節の症状以外にも、全身倦怠感や微熱、食欲低下などの全身症状や、皮膚や目など関節以外に症状がでることがあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本リウマチ学会.“患者・一般の皆様 関節リウマチ(RA)”.日本リウマチ学会.https://www.ryumachi-jp.com/general/casebook/kansetsu-riumachi/,(参照 2024-09-26).
日本リウマチ学会.“メディカルスタッフのためのライフステージに応じた関節リウマチ患者支援ガイド 関節リウマチの基礎”.日本リウマチ学会.https://www.ryumachi-jp.com/jcr_wp/media/2022/03/life_1-1.pdf,(参照 2024-09-26). - A.
関節リウマチの主要な初期症状に朝のこわばりがあるため、関節リウマチである可能性はあります。
解説関節リウマチの初期症状のひとつに、朝のこわばりがあります。関節の症状としては、痛みや腫れが起こりますので、朝起きると指の関節が痛い場合、関節リウマチの可能性は否定できません。
しかし、変形性関節症でも5分程度続く朝のこわばりが現れることがあります。一方、関節リウマチでは30分以上続くことが一般的とされています。
なお、関節リウマチの主な症状は関節炎による手足の関節の腫れや痛みですが、他にも全身倦怠感や微熱、食欲低下などの全身症状や、皮膚や目など関節以外に症状がでることがあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るJosef S Smolen et al. Rheumatoid arthritis. Nat Rev Dis Primers. 2018.
日本リウマチ学会.“患者・一般の皆様 関節リウマチ(RA)”.日本リウマチ学会.https://www.ryumachi-jp.com/general/casebook/kansetsu-riumachi/,(参照 2024-09-26). - A.
指一本だけが腫れた場合、関節リウマチの可能性は否定できませんが、他の病気も考えられます。
解説関節リウマチの初期症状は、指の関節が腫れや痛みで、症状が現れる関節は少数の場合もありえます。そのため、指一本だけが腫れている場合も関節リウマチである可能性は否定できませんが、同様の症状が現れる病気は数多くあります。
指一本が腫れている場合に、関節リウマチ以外に考えられる疾患としては- 変形性関節症
- 外傷によるもの(反復性外傷など)
- 感染によるもの(化膿性関節炎など)
などがあります。
また、症状の出かたも病気によって異なり、例えば、関節リウマチでは手指の第一関節に症状が現れるのは稀であるため、その場合は変形性関節症などが疑われます。
正確に診断するためには、症状の確認や血液検査などが必要になりますので、必要に応じて医療機関を受診してください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る池田 啓、関節リウマチの鑑別診断に有用な症状・身体所見、日内会誌 103:2407~2412,2014
日本リウマチ学会.“メディカルスタッフのためのライフステージに応じた関節リウマチ患者支援ガイド 関節リウマチの基礎”.日本リウマチ学会.https://www.ryumachi-jp.com/jcr_wp/media/2022/03/life_1-1.pdf,(参照 2024-09-26). - A.
主な症状は、関節の痛み、腫れ、朝のこわばりなどです。進行した場合には指が変形することもあります。
解説関節リウマチでは、指の関節に痛みや腫れが出て、特に朝のこわばるようになります。症状は左右対称に現れることが多いものの、片側のみの場合や、少ない関節のみに症状がでる場合もあります。また、病気が進行すると、手指や足指の関節に変形が起こる場合があります。
症状の程度や進行は患者さんによってさまざまで、軽症の方もいれば、全身の関節に進行していく病型の方もおられます。
症状が現れることにより、食事や着替え、歩行などの日常生活に影響がおよびます。また、関節リウマチ以外にも、関節が腫れたり痛む病気は他にもありますので、気になる症状がある場合には、なるべく早く医療機関を受診して、適切な診断・治療をうけることをおすすめします。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本リウマチ学会.“患者・一般の皆様 関節リウマチ(RA)”.日本リウマチ学会.https://www.ryumachi-jp.com/general/casebook/kansetsu-riumachi/,(参照 2024-09-26).
日本整形外科学会.“「関節リウマチ」”.日本整形外科学会.https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/rheumatoid_arthritis.html,(参照 2024-09-26). - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る関節リウマチの分類基準には、以下の項目が含まれています。
- 肩、肘、股、 膝、 足の関節のうち2ヶ所以上の腫れ・痛み
- 手の関節や指の関節の1ヶ所以上の腫れ・痛み
- 6週間以上続く関節の腫れや痛み
以上に当てはまる場合、関節リウマチの可能性があるため受診をおすすめします。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。 - A.
左右対称に起こる関節の痛みや腫れ、朝のこわばり、腱の痛み、関節の周囲の痛みといった全身の症状が見られます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る関節リウマチの初期症状は人によって異なりますが、一般的には以下のような症状が現れます。
朝のこわばり
変形性関節症でも5分程度続くこわばりが起こることがありますが、関節リウマチの場合は30分以上続くことが一般的です。
関節の痛みや腫れ
特に手や足の小さな関節が影響を受けやすく、左右対称に関節の痛みが現れることが特徴的です。
関節の周囲の痛み
発症初期の関節リウマチでは、関節だけでなく腱にも炎症が起こることがわかってきています。関節の腫れが見られなくても、関節の周囲の複数箇所に数日経っても改善しない痛みがあるなら、病院で相談しましょう。
また、関節リウマチによって高熱が出ることは少ないですが、微熱や倦怠感が出る方がいます。
疑わしい症状がある場合、早めに医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。 - A.
主に手や足の関節の痛みや腫れ、変形が起こります。発熱や目の痛み・充血、皮膚のしこりなどが起こることもあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る関節リウマチの主な症状は、関節炎による手や足の関節の痛みです。他にも、合併症に伴って以下のような症状が見られることがあります。
また、関節炎が進行すると関節が変形し、日常生活に影響を及ぼすことがあります。変形の進行を防ぐためにも、早めに診断を受けて適切な治療に取り組むことが大切です。
関節リウマチ(類縁疾患も含む)について、医師からのよくある質問
- 関節が痛みますか?
- 手の指が痛みますか?
- 関節にこわばり(動かしづらさ)がありますか?
- 関節の痛みは左右同じような場所にありますか?
- 手や足が熱くなっていると感じますか?
監修医師
診療科・専門領域
- リウマチ科
