関節リウマチの診断基準を教えてください。
ひとつ以上の関節の腫れと関節リウマチ以外が原因ではない事を確認し、検査結果から総合的に判断します。
関節リウマチの早期診断は難しいため、診断基準ではなく、関節リウマチと分類してよいと考えられる「分類基準」が設けられています。
この基準の概略は、以下の通りです。
- まず、ひとつ以上の関節で関節の腫れがみられ、且つその症状が関節リウマチ以外の病気が原因ではないことを確認します。
- その後、以下の4項目それぞれで定められた基準の点数を合計し、6点以上となれば関節リウマチと分類されます。
- 腫れや痛みがみられる関節の数と部位
- リウマトイド因子(RF)または抗CCP抗体の有無
- 炎症反応の有無(CRPまたは赤血球沈降速度の検査結果)
- 症状の持続期間
上記分類基準にあてはまらない場合でも、身体所見や病歴、画像所見などから、関節リウマチと分類される場合があります。
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
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