専門医に相談する際、現在の症状や治療への希望をどのように伝えればよいですか?
日常生活でどんな困りごとがあるか、治療によってどのような目標を叶えたいのかなどを伝えましょう。
日常生活で、仕事や趣味などに支障がある状況が続いている場合、現在の治療の見直しや新しい治療を開始する目安となります。このことを医師に伝えるためにも、現時点で日常生活でどのような困りごとがあり、治療を行うことでどんな目標を叶えたいのかを医師と共有する必要があります。
具体的には、以下のような点を意識して伝えてみましょう。
病気による日常生活への影響
- 仕事への影響:「パソコンのタイピングが30分も続かない」「通勤の階段がつらい」
- 家事への影響:「包丁を握るのが痛くて料理に時間がかかる」「ペットボトルの蓋が開けられない」
- 趣味の制限:「以前は週1回行っていたゴルフ/散歩に、痛みのせいで数ヶ月行けていない」
- 睡眠・休息への影響:「朝、体が固まって動き出すまでに1時間以上かかる」「夜、痛みで目が覚める」
治療に際して重視している目標
- 「仕事でパフォーマンスを落としたくない」
- 「また旅行に行けるようになりたい」
- 「将来の関節変形を最小限に食い止めたい」
- 「今の薬の副作用がつらく、別の選択肢を知りたい」
病気に対しての自分の感じ方・考え方を医師にも理解してもらうことで、新しい治療に臨むべき状況なのかどうかを判断する材料にしてもらうようにしましょう。
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(参考文献)
Paul Studenic et al. American College of Rheumatology/EULAR Remission Criteria for Rheumatoid Arthritis: 2022 Revision. Arthritis Rheumatol. 2023, 75, 15-22.
Josef S Smolen et al. EULAR recommendations for the management of rheumatoid arthritis with synthetic and biological disease-modifying antirheumatic drugs: 2022 update. Ann Rheum Dis. 2023, 82, 3-18.
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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