従来の抗リウマチ薬(DMARDs)で効果が頭打ちになったと感じたら、医師に何を相談すべきですか?
生物学的製剤やJAK阻害剤による治療効果が期待できる状況なのか一度相談してみましょう。
従来の抗リウマチ薬(DMARDs)で治療効果が頭打ちになったと感じられ、関節の痛みや動かしにくさが原因で、仕事や趣味などの日常生活に支障がある場合、生物学的製剤やJAK阻害剤による治療効果が期待できる状況なのか一度相談してみるとよいでしょう。
ただし、これらの薬は必ずしもメリットばかりではありません。強力に症状を改善させる効果が期待できる一方で、体内の免疫力を抑え込んで感染症にかかりやすくなるなどのデメリットがあります。
このため、結核やB型肝炎・C型肝炎にかかったことがある人では、病気の再活性化のリスクがあります。特に、JAK阻害剤では悪性腫瘍や心血管障害のリスクが高くなる報告があり、注意が必要です。
このようなリスクと、薬によって得られるメリットについて、医師から説明を受けることが大切です。いままで相談したことがなければ、一度医師の意見を確認してみましょう。
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(参考文献)
Paul Studenic et al. American College of Rheumatology/EULAR Remission Criteria for Rheumatoid Arthritis: 2022 Revision. Arthritis Rheumatol. 2023, 75, 15-22.
Josef S Smolen et al. EULAR recommendations for the management of rheumatoid arthritis with synthetic and biological disease-modifying antirheumatic drugs: 2022 update. Ann Rheum Dis. 2023, 82, 3-18.
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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