膝がだるい
の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2024/11/15
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膝がだるいについて「ユビー」でわかること
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「膝がだるい」はどんな症状ですか?
膝がだるいとは
「膝がだるい」に関連する症状はありますか?
「膝がだるい」のQ&A
- A.
急な痛みや腫れが起こり、赤みや熱感を伴います。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る痛風は尿酸の結晶が関節に沈着することで起こる関節の炎症で、膝だけでなくさまざまな関節に起こります。
膝に起こった場合、以下のような痛みの特徴があります。- きっかけのない急な強い痛み
- 赤みや熱を伴う
- 膝の曲げ伸ばしや体重をかけることで痛みが強くなる
なお、これらの症状は痛風以外の関節炎でも起こることがあります。
上記のような症状がある場合には、早めに病院を受診しましょう。 - A.
「膝の痛み」とは、膝やその周囲に何らかの痛みが生じている状態を指します。原因によってさまざまな痛みの感じ方があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る「膝の痛み」とは、膝の関節やその周囲が痛むことを指します。年齢や発症原因によって痛み方はさまざまです。
例えば、老化で軟骨がすり減ることによって膝が痛む場合は、日常生活で動く時に「ズキン」と痛む場合が多いです。一方、関節炎などで炎症を伴う膝の痛みの場合は、動作時だけでなく安静時にも「ズキズキ」と慢性的に痛みます。
また、スポーツの怪我などで靭帯が損傷した場合には、痛みに加えて不安定な感覚や膝が外れる感覚も伴う場合があります。
子供の場合は、成長の過程で生じる「成長痛」で夕方〜夜に膝全体の痛みが生じたり、スポーツ時にのみ膝の一部が痛んだりする(オスグッド病)ことがあります。 - A.
変形性膝関節症、半月板や靭帯の損傷が最も多いと言われています。
解説変形性膝関節症や半月板損傷、靭帯損傷などが原因となる場合が多いです。
変形性膝関節症
変形性膝関節症は膝の軟骨がすり減って骨同士が直接接触することで、膝の痛みや変形、動かしにくさが生じる病気です。
男女ともに40歳代から徐々に増加し、50代以降では3人に1人が変形性膝関節症に当てはまるとの報告もあります。半月板の損傷
膝のクッションの役割を果たしている半月板という部位がダメージをうけることにより、膝の痛みや動きの制限が出ます。
靭帯の損傷
怪我で膝の靭帯が切れることで、膝の痛みや動きの制限が起こり、重症だと膝が不安定となります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るEnkhmaa Luvsannyamほか. Meniscus Tear: Pathology, Incidence, and Management. Cureus. 2022, 14, .
Behzad Heidari. Knee osteoarthritis prevalence, risk factors, pathogenesis and features: Part I. Caspian J Intern Med. . 2011, 2, p.205-212.
Noriko Yoshimura. [Epidemiology of osteoarthritis in Japan : the ROAD study]. Clin Calcium. 2011, 21, p.821. - A.
膝蓋靭帯炎、大腿四頭筋腱炎、タナ障害、変形性膝関節症などが考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る運動をした時に膝の皿(膝蓋骨:しつがいこつ)の周りに痛みが生じる場合、膝蓋靭帯炎(しつがいじんたいえん)や大腿四頭筋腱炎などが考えられます。膝蓋靭帯炎では皿の下側が痛み、大腿四頭筋腱炎ではお皿の上側が痛みます。これらの疾患は、ジャンプやダッシュなどの運動で、腱や靭帯に強い負荷がかかることによって生じます。
その他の疾患としては、タナ障害や変形性膝関節症などが考えられます。タナ障害は、膝関節の中の表面の膜(滑膜)が擦れることにより痛みを生じる疾患です。変形性膝関節症は、膝の皿(膝蓋骨)と大腿骨の間の軟骨がすり減った場合、膝の皿の周りに痛みを生じる症状です。 - A.
ベーカー嚢腫、半月板損傷、変形性膝関節症、靭帯損傷などが考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る膝の後ろ側の痛みの原因となる代表的な疾患に、ベーカー嚢腫(のうしゅ)があります。膝の後ろにある関節液の溜まった袋が膨らみ、膝の後ろ側に痛みを引き起こす病気です。中高年の女性に多いと言われています。
その他、しゃがむ動作をした時に膝の後ろが痛む場合には、半月板損傷や靭帯損傷(特に後十字靭帯損傷)などが考えられます。
また、膝の軟骨がすり減ることで起こる変形性膝関節症でも、関節が硬くなることで、膝の後ろに痛みが出る場合があります。 - A.
腸脛靭帯炎、鵞足炎、ジャンパー膝、オスグッド病、有痛性分裂膝蓋骨、靭帯損傷、半月板損傷、離断性骨軟骨炎などが考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るスポーツでランニングやジャンプなどの動作を繰り返して行うことにより、膝に痛みを生じる場合があり、スポーツ障害と言います。柔軟性の低下や、オーバートレーニング(使いすぎ)などが原因となることが多いです。
競技の特性や動作の違いによって負担のかかる部位が異なり、痛みの出る部位も変わってきます。膝の外側が痛くなる場合
主に腸脛靱帯炎が原因となります。
膝の皿の上側や下側を中心に痛む場合
主にジャンパー膝(大腿四頭筋腱炎、膝蓋靱帯炎)が原因となります。
膝の内側の下が痛む場合
主に鵞足炎が原因となります。
膝の下側の真ん中が痛む場合
主にオスグッド病が原因となることが多いです。
- A.
靭帯損傷や膝蓋骨不安定症などが考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る膝がずれる感覚がある場合、主に靭帯損傷や膝蓋骨不安定症の可能性が考えられます。
靭帯損傷
膝には主に内側側副靱帯、外側側副靱帯、前十字靭帯、後十字靭帯の4つの靭帯があります。主に怪我によってこれらの靭帯を損傷してしまうと、膝の不安定感などを引き起こします。
膝蓋骨不安定症
膝蓋骨不安定症は膝蓋骨(膝の皿)がずれやすい状態です。怪我により起こる場合と、先天的に膝蓋骨の形に問題があって生じる場合があります。
なお、靭帯損傷や膝蓋骨不安定症といった疾患がなく、単純に膝の周りの筋力が衰えている場合にも、膝のぐらつきを感じることがあります。 - A.
変形性膝関節症、半月板損傷、ベーカー嚢腫、タナ障害、靭帯損傷、拘縮などが考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る膝を曲げると痛む場合は、膝関節の組織が傷む病気や、炎症を起こすことによって痛みを生ずる病気が考えられます。
膝関節の組織が傷む病気には、半月板損傷や変形性膝関節症、靭帯損傷などがあります。これらの病気では、炎症が続いて膝が固くなることで、痛みの他にも曲げにくさや伸ばしにくさの症状を生じることもあります。
また、関節の後ろに嚢腫(のうしゅ:袋状の組織)ができることで膝の曲げ伸ばし時に痛みを生じることもあり、代表的な病気としてベーカー嚢腫が挙げられます。
以上に挙げた疾患はいずれも、病院での診察や検査により診断できます。 - A.
変形性関節症、内側半月板損傷、鵞足炎などの病気が考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る膝の内側が痛む原因で最も多いのは変形性膝関節症です。
変形性膝関節症は、老化や膝の外傷(軟骨・半月板損傷など)によって徐々に膝の変形が進行する病気です。痛み以外にも、曲がらない、伸びないなどの可動域制限をきたすことがあり、症状の程度が強いと日常生活に支障が出る場合があります。変形性膝関節症を有する人は、日本に2500万人ほど存在すると言われており、疾患というよりも加齢性変化の一部とも言えます。
なお、膝の内側の痛みをきたす疾患として、変形性膝関節症以外にも、内側半月板損傷や鵞足炎、骨壊死、タナ障害、膝蓋骨脱臼などの疾患があります。 - A.
主に炎症や老化、使いすぎ、外傷などが原因となります。患者さんの年代により、起こりやすい疾患が変わってきます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る膝の痛みをきたす原因は多岐にわたります。代表的には、以下の疾患が考えられます。
老化に伴う疾患
加齢により軟骨や半月板がすり減ったり、骨が弱くなったりすることで生じます。
変形性膝関節症、半月板損傷、大腿骨特発性骨壊死などの疾患が考えられます。外傷により生じる疾患
ぶつける、ひねるなどの強い衝撃が加わることで、膝の関節を構成する組織が痛んで生じます。
靭帯損傷、半月板損傷、軟骨損傷、骨折、骨・筋挫傷などの疾患が考えられます。スポーツに関連した疾患
例えば、ランニングなどで特定の動作を繰り返すなどすることで、関節の一部に継続的な負荷がかかると、痛みが生じることがあります。
腸脛靭帯炎、鵞足炎、ジャンパー膝、オスグッド病、有痛性分裂膝蓋骨、靭帯損傷、半月板損傷などの疾患が考えられます。その他
全身の病気によって関節が炎症を起こして痛む場合や、嚢胞や腫瘍によって痛みを生じる場合があります。
代表例としては、関節リウマチなどの自己免疫性疾患、タナ障害、膝蓋骨不安定症、ガングリオン、ベーカー嚢腫、滑液包炎、腫瘍などの病気が挙げられます。小児に特有の疾患
成長に伴って痛みを生じることがあるほか、筋肉に対して骨が未発達であることが原因で、腱の付着している部分に負担がかかって痛みが起こることがあります。また、まれに小児に特有の関節炎が起こることもあります。
成長痛、円板状半月板、離断性骨軟骨炎、化膿性膝関節炎、股関節炎などの疾患が考えられます。特に股関節炎については、原因が股関節にある時でも、膝の痛みを訴えることが多いため注意が必要です。 - A.
膝の痛みに効果のあるマッサージをご紹介します。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る膝のお皿(膝蓋骨)を中心としたマッサージの一例について、手順は以下の通りです。
- 膝を伸ばした状態で地面に座ります。
- 指で膝蓋骨の下側の柔らかい部分を押して、膝蓋骨を上に持ち上げるようにマッサージします。マッサージは痛みが出ない程度とし、強すぎる圧迫は避けましょう。
- 同様に、膝蓋骨の内側、上側、外側の順に各方向へマッサージを続けます。一つの方向に20〜30秒ほどかけて、ゆっくり行いましょう。
- これを反対側の膝も同様に行います。
多くの場合、マッサージは痛みの軽減に有効ですが、効果は一時的な場合も多いです。症状が続く場合は、早めに病院を受診しましょう。
- A.
自宅でできるストレッチがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る膝の痛みに効くストレッチを2つ紹介します。主に変形性膝関節症や半月板損傷の患者さんにおすすめしている方法です。いずれも自宅で簡単に取り組めます。
①膝の裏側を伸ばすストレッチ(座りながら)
以下の一連の動作を、左右それぞれの足で行います(左右各15秒×2セット)。呼吸を楽にしながら行うようにしましょう。
- 椅子に浅く座り、片足を前に伸ばしてかかとを床に付ける。
- つま先を立て、膝の上に両手を軽く押し当てる。
- 背筋を伸ばしたまま、上体を軽く前屈させる。
- 余裕があれば、両手を膝の上からつま先まで伸ばす。
- 15秒間、呼吸を止めないようにしながら姿勢をキープする。
②膝の前側を伸ばすストレッチ(寝ながら)
以下の一連の動作を、左右それぞれの足で行います(左右各20秒×2〜3セット)。呼吸を楽にしながら行うようにしましょう。
- 伸ばす側の足が上にくるよう、床に横向きに寝転ぶ。
- 伸ばす側の足の足首を、足と同じ側の手で掴んで、かかとをお尻に近づける。この時、もう片方の足が床から動かないように注意する。
- 20秒間、呼吸を止めないようにしながら姿勢をキープする。
- A.
湿布や市販の鎮痛剤が効果的な場合があります。怪我による痛みや運動後の痛みに対しては、アイシングや安静の応急処置が有効です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る思い当たるきっかけがなく膝が痛みだした場合、湿布や市販の鎮痛剤が効果的な場合があります。ただし、自然に良くならなければ早めに医療機関を受診しましょう。
なお、ぶつけたり捻ったりなど、膝を怪我をした時の基本的な応急処置として「RICE(ライス)」があります。これは「Rest(安静)」「Icing(冷却)」「Compression(圧迫)」「Elevation(挙上)」の4つの頭文字をとって名付けられています。早めに応急処置をすることで、腫れや痛みを抑える効果が期待できます。1. Rest(安静)
まずは安静を保ちます。痛みがある場合は無理に動かさないことが大切です。
2. Icing(冷却)
ビニール袋に氷を入れて患部に当て、15〜20分ほど冷やします。なるべく患部には直接氷を当てずに、アンダーラップを巻いたりタオルを間に入れたりするようにしましょう。感覚が鈍くなってきたら氷を外し、感覚が戻ってきたら再び氷を当てます。これを何度か繰り返してください。
3. Compression(圧迫)
患部に包帯やテープを巻いて圧迫し、腫れや内出血を最小限に抑えます。きつく巻きすぎると逆に血流障害が生じるため、足の色が悪くならない程度の圧迫がよいでしょう。
4. Elevation(挙上)
膝を心臓より高い位置に挙げておくことで、腫れの軽減を図ります。
RICEはあくまで応急処置です。
怪我をした場合には的確な診断を受けることが大切なので、早めに整形外科を受診することをおすすめします。 - A.
怪我をした場合や急な痛みが生じた場合は早めに受診しましょう。また、慢性的な痛みによって日常生活に影響が出ている時も受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る以下の場合には早急な対応が必要な可能性がありますので、できるだけ早めの受診をおすすめします。
- 痛みで歩けない
- 発熱がある(37.5度以上)
- 膝が急に伸びなくなった、曲がらなくなった
- 膝が外れた感覚があった、お皿の位置がずれた
また、慢性的な痛みでも日常生活に影響が出ている場合は、治療により症状が改善することもあるため、受診を検討しましょう。
- A.
整形外科を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る膝の痛みがある場合、まずは近隣の病院やクリニックの整形外科を受診しましょう。ただし、痛みがひどく歩けない場合は、事前に病院へ問い合わせをし、入院や救急対応のできる病院を受診することをおすすめします。
また、膝の痛みだけでなく発熱も伴う場合には、内科も併設されている病院への受診が望ましいです。
子供が膝の痛みを訴えている場合にも、まずは整形外科の受診で問題ありません。熱を伴う場合などは、できれば小児科も併設されている病院の受診が良いでしょう。
膝がだるいはどんな病気に関連しますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 整形外科