ストレスで喉がつかえることはある?喉にものが引っかかっている

監修医師吉岡 藍子消化器内科

更新日
2026/10/27
公開日
2022/04/15

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概要

のどに何かが詰まっている・引っかかっている感じが続く症状は、逆流性食道炎・甲状腺の異常・咽頭の腫瘍など様々な原因で起こります。飲み込みにくさや体重減少を伴う場合は消化器内科や耳鼻科を受診してください。

喉がつかえるとは

「喉がつかえる」とはどのような症状ですか?

「喉がつかえる」とは、飲食物が喉をうまく通らない感覚や、喉に何かつまっているような不快感を指します。

「喉がつかえる」とは、食べ物や水分が喉をうまく通らない感覚や、喉に何かがつまっているような不快感を指します。

この症状は、「喉に何かが引っかかる」「喉に痰がこびりついている感じ」「喉が狭くなった感じ」「喉が押さえつけられている感じ」など、さまざまな表現で訴えられることが多く、決して珍しいものではありません。

原因は多岐にわたり、喉や食道の病気のほか、自律神経の乱れや更年期障害、不安やストレスなどが関係して、「喉がつかえる」と感じることがあります。

さらに詳しく:「喉がつかえる」とはどのような症状ですか?監修医師重松 秀成城内科 消化器科

喉のつかえ感はどのような病気のサインですか?

さまざまな病気が原因で喉のつかえ感がおきます。具体的な病気については、解説をご確認ください。

喉がつかえる原因は、

  1. 喉の問題
  2. 食道の問題
  3. 神経の問題
  4. ストレスや自律神経の乱れ

などさまざまです。具体的には、次のような病気が原因として挙げられます。

喉の問題

咽頭炎や扁桃炎のような喉の炎症や、咽頭がんや喉頭がんが原因で、喉に違和感やつかえ感が生じることがあります。

食道の問題

逆流性食道炎や食道がんが原因で喉のつかえ感が生じることがあります。

神経の問題

脳卒中やパーキンソン病などの神経の病気によって飲み込む機能が低下し、喉につかえ感が生じることがあります。

ストレスや自律神経の乱れ

ストレスや自律神経の乱れが原因で、喉のつかえ感が生じることがあります。咽喉頭異常感症という病気は、喉に明らかな異常がないにもかかわらず、不快感が生じる病気であり、不安やストレスで症状が悪化すると考えられています。

他にも、さまざまな病気が原因で喉のつかえ感が生じます。症状が続く場合は、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

さらに詳しく:喉のつかえ感はどのような病気のサインですか?監修医師重松 秀成城内科 消化器科
もっと詳しく「喉がつかえる」を知る

喉がつかえるの原因

喉がつかえるの原因や考えられる病気には何がありますか?

「喉の違和感」と、実際に飲食物がうまく通らない状態である「嚥下障害」の2つに分けられます。

「喉がつかえる」という症状は、大きく分けて「喉の違和感」と、実際に飲食物がうまく通らない状態である「嚥下障害」の2つに分けられます。原因によって対応が異なるため、これらを見分けることが大切です。

①喉の違和感

喉にがんや異物がなく、喉の動きにも明らかな異常がないにもかかわらず、「何かが喉に引っかかる」「喉にものがつまっている感じがする」といった不快感を覚える状態です。喉頭異常感症のほか、鼻炎や咽頭炎、逆流性食道炎などが原因となります。また、ストレスや自律神経の乱れが関係している場合もあります。

②嚥下障害

神経の病気やがんなどが原因で、食べ物や水分が実際に喉を通りにくくなる状態です。反回神経麻痺やパーキンソン病などの神経の病気や、咽頭がん、喉頭がん、食道がんなどが原因として挙げられます。特に、むせやすい、飲み込みにくい、喉の痛みが続く、喉から出血が続くといった症状を伴う場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

さらに詳しく:喉がつかえるの原因や考えられる病気には何がありますか?監修医師重松 秀成城内科 消化器科
もっと詳しく「喉がつかえる」を知る

受診の目安・何科を受診するべきか

喉がつかえるの場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?

耳鼻咽喉科を受診しましょう。「息が苦しい」「急に症状が悪化した」などの場合は、早めに受診しましょう。

喉がつかえる原因は、

  1. 喉の問題
  2. 食道の問題
  3. 脳卒中やパーキンソン病など神経の問題
  4. ストレスや自律神経の乱れ

などさまざまです。

受診する場合は、耳鼻咽喉科がおすすめです。内視鏡を使って喉の炎症やがんの有無を確認したり、喉の動きを評価したりすることができます。「息が苦しい」「唾液も飲み込めない」「急に症状が悪化した」「強い痛みや喉からの出血が続く」といった症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。それほど症状が強くない場合は、まず内科やかかりつけを受診して相談するのも良いでしょう。

さらに詳しく:喉がつかえるの場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?監修医師重松 秀成城内科 消化器科
もっと詳しく「喉がつかえる」を知る

検査・診断

喉がつかえるのセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

喉がつかえる原因はさまざまです。原因となる病気によっては、「喉がつかえる」以外に、次のような症状があらわれることがあります。

鼻炎

  • 鼻水が出る
  • 鼻水が喉に垂れ込む

咽頭炎

  • 喉の痛みがある
  • 発熱、咳、声枯れなどの症状がある

逆流性食道炎

  • 胸やけ、げっぷ、酸っぱいものがこみ上げる感じがある
  • 声がれや喉の違和感が続く

咽喉頭異常感症

  • 検査で喉に明らかな異常がみられない
  • ストレスで症状が悪化しやすい

咽頭がん、喉頭がん、食道がん

  • 喉の痛みが続く
  • 出血を伴うことがある
  • 喫煙習慣がある
  • 日常的にたくさんお酒を飲む

このほかにも、様々な病気が喉のつかえ感の原因となります。症状が続く場合は自己判断せず、医療機関を受診しましょう。
また、症状検索エンジン『ユビー』で、質問に沿って回答を進めるだけで、喉がつかえる症状についてセルフチェックが可能です。ぜひご活用ください。

さらに詳しく:喉がつかえるのセルフチェックはできますか?監修医師重松 秀成城内科 消化器科
もっと詳しく「喉がつかえる」を知る

喉がつかえるの治療

喉がつかえるの治療や予防方法には何がありますか?

喉がつかえる原因によって、治療方法や予防方法は大きく異なります。

喉がつかえる原因によって、治療方法や予防方法は大きく異なります。主な病気とその対応は次の通りです。

咽喉頭異常感症

不安やストレスとの関連が指摘されており、認知行動療法や、抗うつ薬・神経の働きを調節する薬が有効な場合があります。禁煙や、アルコール・カフェインの摂取を控えることで、症状の軽減や予防につながることがあります。

鼻炎、咽頭炎

細菌が原因の場合は抗菌薬で治療します。ウイルスが原因の場合は抗菌薬が効かないため、症状を和らげる治療を行います。アレルギー性の場合は、抗アレルギー薬が有効で、原因となる物質をできるだけ避けて生活することが大切です。

逆流性食道炎

胃酸の分泌を抑える薬が症状の改善に薬立ちます。あわせて、暴飲暴食を避ける、食後すぐに横にならない、アルコールや炭酸飲料を控えるなど、生活習慣の見直しも重要です。

咽頭がん、喉頭がん、食道がん

がんの進行度に応じて、治療方針を検討します。内視鏡治療、手術、化学療法、放射線療法などが選択されます。これらのがんは喫煙や飲酒がリスクとされているため、禁煙や禁酒・節酒が大切です。

このほかにも、様々な病気が喉のつかえ感の原因となります。症状が続く場合は自己判断せず、医療機関を受診しましょう。

さらに詳しく:喉がつかえるの治療や予防方法には何がありますか?監修医師重松 秀成城内科 消化器科
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喉がつかえるに関連するその他の質問

ストレスで喉がつかえることはありますか?

ストレスで喉がつかえるよな不快感を生じることがあります。

ストレスが原因で、喉がつかえるような不快感が生じることがあります。

「咽喉頭異常感症(ヒステリー球)」は、検査で喉に明らかな異常がみられないにも関わらず、「喉がつかえる」「喉がつまった感じがする」「喉が圧迫されているように感じがする」といった喉に不快感が続く病気です。不安やストレスによって症状が悪化すると考えられています。

治療としては、認知行動療法や抗うつ薬などの薬物療法を行うことがあります。また、喫煙やアルコールの摂取を控えることで、症状がやわらぐ場合があります。

さらに詳しく:ストレスで喉がつかえることはありますか?監修医師重松 秀成城内科 消化器科

息苦しさと喉がつかえる感じは関連がありますか?

喉がつかえる不快感に伴い、息苦しさを感じる場合があります。原因となる病気によっては命にかかわります。

喉がつかえる不快感に伴い、息苦しさを感じる場合があります。息苦しさを感じても、多くの場合では実際に呼吸状態は悪化しません。ただし、次の病気では、呼吸状態が急激に悪化することがあるため、注意が必要です。

扁桃周囲膿瘍

喉のつかえ感だけではなく、喉の激しい痛みや発熱を伴うことが多いです。喉の扁桃周囲が腫れ上がり、重症の場合は喉がふさがれて呼吸困難や窒息を引き起こすことがあります。抗菌薬やステロイドなどの薬物療法、腫れ上がった粘膜に針を刺したり切開して膿を排出することで治療をします。

気道異物

食べ物が喉につまることで、呼吸困難や窒息を引き起こすことがあります。命の危険があるため、背部叩打法や腹部突き上げ法(ハイムリック法)を行います。(妊婦や乳児に腹部突き上げ法は行えません)詳しくは、日本医師会救急蘇生法のホームページをご確認ください。





さらに詳しく:息苦しさと喉がつかえる感じは関連がありますか?監修医師重松 秀成城内科 消化器科
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この記事の監修医師

監修医師 吉岡 藍子

吉岡 藍子

消化器内科・内科

消化器内科医の吉岡藍子と申します。 これまで大学病院や市中病院、健診センターでの内視鏡業務などを通して、消化器領域を幅広く経験してまいりました。 診療の現場では、専門的な用語や複雑な病状の説明に、患者様が戸惑いや不安を感じる場面に何度も出会いました。医療機関で提供される膨大な情報を前に、混乱されてしまう方も少なくありません。そこで、ご自身の病気や体、そして健康について、一人でも多くの方が正しく理解できる環境を作りたいという想いから、ユビーの活動に参加させていただいております。皆様が正しい医学知識に普段から触れ、安心してご自身の健康と向き合えるよう、分かりやすい情報提供に努めてまいります。 【経歴】 新潟大学医学部卒。 新潟県内外の市中病院、大学病院で勤務。 新潟大学大学院医歯学総合研究科消化器内科学分野にて博士取得。 2022年からユビーに入社し、横浜市で健診内視鏡診療を兼務。

更新日
2026/10/27
公開日
2022/04/15