くしゃみの原因は?咳・痰・血痰・くしゃみ

監修医師折茂 圭介呼吸器内科

更新日
2026/10/27
公開日
2020/06/30

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くしゃみで症状チェックした人の受診データ(診断名・診療科)

受診後に報告された診断名

  • アレルギー性鼻炎・結膜炎(春季カタルを含む)55%
  • かぜ症候群(上気道炎)23%
  • 副鼻腔炎10%
  • 気管支喘息5%
  • 急性扁桃炎・咽頭炎2%
  • その他の病気ほか88種類

受診した診療科

  • 耳鼻咽喉科43%
  • 内科35%
  • アレルギー科4%
  • 呼吸器内科4%
  • その他15%

「くしゃみ」を最も気になる症状として症状チェックを始めた人が、受診後に回答したデータ(自己申告、2021年1月〜2026年9月)です。医師による記録ではなく、世の中全体の割合でもありません。

※%は回答した人に占める割合です。診断名は複数回答のため、合計は100%になりません。

※回答が1,000人以上ある症状・病名のデータに限って掲載しています。

くしゃみの症状でユビーを利用したユーザーの実際の受診データ(自己申告)では、受診後に報告された診断名は、アレルギー性鼻炎・結膜炎(春季カタルを含む)、かぜ症候群(上気道炎)、副鼻腔炎、気管支喘息など93種類に分かれ、一番多いアレルギー性鼻炎・結膜炎(春季カタルを含む)は約5割でした。

くしゃみが気になって受診した人は、耳鼻咽喉科(43%)、内科(35%)、アレルギー科(4%)などに分かれています。

同じ症状で症状チェックを始めても、その後の状態によって、診断名や受診する診療科は分かれます

診断名
93種類
診療科
26種類

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概要

咳・痰・血痰・くしゃみがある場合、風邪やアレルギー性鼻炎、気管支炎が原因として考えられます。咳が8週間以上続く場合は慢性咳嗽とされています。血痰を伴う場合は、医療機関への早めの受診を検討してください。

くしゃみとは

「くしゃみ」とはどのような症状ですか?

くしゃみは、鼻の刺激により体が反射的に空気を強く吐き出す症状です。

くしゃみは、鼻や喉に刺激が加わった際に、体が自然に反応して異物や刺激物を排除しようとする防御反応です。

通常、

  • アレルギー反応
  • 風邪
  • ほこり
  • 花粉
  • 香り
  • 煙

などの外部刺激が原因となります。

くしゃみ自体は通常 生理的反応のことが多いですが、頻繁に続く場合や、他の症状(鼻水、目のかゆみ、喉の痛みなど)を伴う場合は、アレルギーや感染症の可能性があるため、医師の診察を受けることが推奨されます。

また、感染症の際はくしゃみによって病原体が拡散する可能性があるため、必ずマスクの着用や、ティッシュなどで口や鼻を覆う「咳エチケット」を心がけることが重要です。

さらに詳しく:「くしゃみ」とはどのような症状ですか?監修医師本間 雄貴富士在宅診療所 一般内科
もっと詳しく「くしゃみ」を知る

くしゃみの原因

くしゃみの原因や考えられる病気には何がありますか?

くしゃみの原因には、アレルギー、風邪、刺激物(ホコリ、花粉)などがあります。

くしゃみの原因には多くの要因が考えられ、日常的な外部刺激から、特定の病気や状態によるものまで多岐にわたります。

以下は、くしゃみの主な原因と考えられる病気や状態です。

1. アレルギー性鼻炎

  • アレルギー反応によって鼻の粘膜が刺激され、くしゃみが引き起こされます。花粉、動物の毛、ハウスダスト、カビなどが一般的なアレルゲンです。
  • 症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみが特徴的です。

2.風邪やインフルエンザ

  • ウイルス感染によって鼻や喉が刺激され、くしゃみがよくみられます。特に初期段階で頻繁にくしゃみが出ることがあります。
  • これらの感染症では、くしゃみ以外に、咳、発熱、喉の痛みなども伴います。

3. 副鼻腔炎(蓄膿症)

  • 副鼻腔の炎症によって鼻や喉が刺激され、くしゃみが引き起こされることがあります。慢性的な鼻づまりや、粘度の高い鼻水が伴うことが多いです。

4. 香りや化学物質

  • 強い香り、香水、煙、揮発性の化学物質(ペンキやクリーナーなど)も、鼻の粘膜を刺激してくしゃみを誘発します。

5. 気候の変化

  • 温度や湿度の急激な変化も、鼻の敏感な粘膜を刺激し、くしゃみの原因となることがあります。特に寒冷な空気を吸い込んだ際にくしゃみが出やすくなります。

これらの原因や病気の中には、放置すると症状が悪化するものもあるため、特に長期間続くくしゃみやその他の症状がある場合は、早めに医師の診察を受けることが重要です。

さらに詳しく:くしゃみの原因や考えられる病気には何がありますか?監修医師本間 雄貴富士在宅診療所 一般内科
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対処法・セルフケア

くしゃみが止まらない場合の原因と対処法を教えてください。

くしゃみが止まらない原因にはアレルギー(花粉症、ハウスダスト)などさまざまなものが考えられます。原因に応じた対処法は解説をご覧ください。

くしゃみが止まらない場合、いくつかの原因が考えられ、その原因に応じた対処法を取ることが大切です。

以下に、よくある原因と対処法をまとめました。

1.アレルギー

原因

  • 花粉、ハウスダスト、ペットの毛、カビ、食物アレルギーなどのアレルゲンが、鼻の粘膜を刺激している可能性があります。アレルギー性鼻炎や季節性アレルギーが主な原因です。

対処法

  • 抗ヒスタミン薬やステロイド点鼻薬を使用することで症状を緩和できます。
  • アレルゲンの除去や回避が重要です。例えば、空気清浄機を使ったり、定期的に掃除を行うことでハウスダストを減らすことができます。外出時にはマスクの着用も有効です。
  • アレルゲン免疫療法(減感作療法)も長期的な治療として考慮されます。

2. 風邪やインフルエンザ

原因

  • 風邪やインフルエンザなどのウイルス感染が原因で、鼻や喉の粘膜が刺激されることでくしゃみが頻発します。感染症が引き金になっている場合があります。

対処法

  • 風邪やインフルエンザの場合は、十分な休養と水分補給が重要です。
  • 症状が重い場合や高熱が続く場合には、医師に相談し、適切な治療(抗ウイルス薬など)を受けることが必要です。

3. 環境刺激

原因

  • 香水、煙、塵、化学薬品などの強い刺激物が原因で、くしゃみが止まらなくなることがあります。刺激物が鼻の粘膜を直接刺激することで反応が起きます。

対処法

  • 刺激物に近づかないようにし、部屋を換気することで空気中の刺激物を排除しましょう。
  • 強い香水やタバコの煙などの刺激を避け、必要に応じてマスクを着用することも有効です。

4. 副鼻腔炎(蓄膿症)

原因

  • 副鼻腔の炎症や感染が長引くと、くしゃみが続くことがあります。鼻づまりや顔の痛み、頭痛を伴うことが多いです。

対処法

  • 鼻の炎症を抑えるために、抗生物質やステロイド点鼻薬を使用します。慢性副鼻腔炎の場合、手術が必要になることもあります。

まとめ

くしゃみが止まらない原因には、アレルギー、風邪、環境刺激、副鼻腔炎などが考えられます。対処法としては、アレルゲンの回避や薬物治療、環境整備、生活習慣の改善が挙げられます。
くしゃみが長引いたり、他の症状が現れる場合は、早めに医師に相談することが大切です。

さらに詳しく:くしゃみが止まらない場合の原因と対処法を教えてください。監修医師本間 雄貴富士在宅診療所 一般内科
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検査・診断

くしゃみのセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

くしゃみの原因をセルフチェックすることで、症状の改善や医師への適切な相談ができます。セルフチェックを行うことで、自分のくしゃみの原因や状態を把握し、必要な対策を講じることが可能です。

以下のステップで、セルフチェックを進められます。

1.アレルギーの可能性を確認する

  • くしゃみが特定の季節(春や秋などの花粉の多い時期)や、掃除後、ペットとの接触後に頻発する場合は、アレルギー性鼻炎が原因である可能性が高いです。
  • 他に、鼻水(透明で水っぽい)、目のかゆみ、鼻のむずむず感があるか確認しましょう。これらはアレルギー症状の典型です。

2.風邪やインフルエンザの兆候を確認する

3.環境刺激によるくしゃみを確認する

  • 煙、香水、掃除用化学薬品などの刺激物に接触したあとにくしゃみが出る場合、環境刺激が原因である可能性があります。

医師に相談すべきタイミング

セルフチェックで原因がはっきりしない場合や、以下のような症状がある場合は、医師の診察を受けるべきです。

  • くしゃみが1週間以上続く
  • 鼻水が黄色や緑色で悪臭がする
  • 呼吸困難や喘鳴がある
  • 生活に支障が出るほど頻繁にくしゃみが出る

セルフチェックを活用して、症状の原因を把握し、適切な対応を行うことが重要です。

また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、医師の診察が必要かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。

さらに詳しく:くしゃみのセルフチェックはできますか?監修医師本間 雄貴富士在宅診療所 一般内科
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くしゃみの治療

くしゃみの治療や予防方法には何がありますか?

くしゃみの治療や予防方法は原因によって異なります。例えばアレルギー対策では抗ヒスタミン薬の使用やマスク着用等が効果的です。

くしゃみの治療や予防は、原因に応じて異なります。一般的には、アレルギーや感染症などの根本的な原因に対処することが大切です。

以下に、くしゃみの治療や予防方法を紹介します。

1. アレルギー性のくしゃみ

  • 抗ヒスタミン薬:アレルギー性鼻炎が原因の場合、抗ヒスタミン薬は効果的です。これにより、アレルギー反応によるくしゃみや鼻水を抑えることができます。
  • ステロイド点鼻薬:炎症を抑えるために使用され、鼻の粘膜の腫れや炎症を軽減します。慢性的なアレルギー症状に対しても有効です。
  • アレルゲンの回避:花粉、ハウスダスト、ペットの毛など、アレルギーを引き起こす物質をできるだけ避けることが重要です。家の中でのホコリの対策や空気清浄機の使用が推奨されます。
  • アレルゲン免疫療法(減感作療法):長期的な治療として、アレルゲンに対して体を徐々に慣れさせる治療法もあります。

2. 風邪やインフルエンザによるくしゃみ

  • 安静と水分補給:風邪やインフルエンザが原因の場合、それ自体を治すことが治療になります。そのためには、十分な休養が基本的な治療法です。

3. 環境刺激によるくしゃみ

  • 環境の見直し:強い香水、煙、化学物質などの刺激物を避けることが重要です。職場や家庭での換気を行い、空気中の刺激物を減らすことが予防につながります。
  • マスクの着用:外出時にマスクを着用することで、空気中の花粉やハウスダスト、その他のアレルゲンを吸い込むのを防ぐことができます。

4. 生活習慣の改善

  • 十分な睡眠、バランスのとれた食事、適度な運動を心がけることで、感染症やアレルギー反応を軽減し、くしゃみを予防できます。

まとめ

くしゃみの治療や予防には、原因に応じた対策が必要です。アレルギー性のくしゃみには薬やアレルゲンの回避が有効であり、風邪などの場合には安静や適切な薬が役立ちます。環境の整備や生活習慣の見直しも、長期的な予防に貢献します。

さらに詳しく:くしゃみの治療や予防方法には何がありますか?監修医師本間 雄貴富士在宅診療所 一般内科
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くしゃみに関連するその他の質問

風邪をひくと、くしゃみが出るのはなぜですか?

風邪をひくと、ウイルスが鼻や喉の粘膜を刺激します。刺激への防御反応としてくしゃみを起こし、ウイルスを体外に排出しようとします。

風邪をひいたときにくしゃみが出るのは、ウイルスが鼻や喉の粘膜を刺激し、体が防御反応として異物を排除しようとするためです。

風邪は主にウイルスによって引き起こされ、これらのウイルスが鼻腔に侵入すると、粘膜が炎症を起こします。この炎症がくしゃみを引き起こす主な原因です。

くしゃみは通常、風邪の初期段階に出ることが多いです。この時期には、以下のような症状がともに現れることがあります。

これらの症状はすべて、ウイルスに対する体の防御反応の一部であり、くしゃみもその一環として、体がウイルスを排出しようとする反応です。

まとめ

風邪をひくとくしゃみが出るのは、ウイルスによって鼻や喉の粘膜が刺激され、体が異物を排出するためにくしゃみ反射を起こすからです。
くしゃみは、ウイルスを除去し感染の進行を防ぐための体の自然な防御メカニズムのひとつです。

さらに詳しく:風邪をひくと、くしゃみが出るのはなぜですか?監修医師本間 雄貴富士在宅診療所 一般内科
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くしゃみについて、医師からのよくある質問

医師からよくある質問はありますか?

「咳・痰・血痰・くしゃみ」について医師からよくある質問の例として次のようなものがあります。

  • 体温は37.5℃以上ですか?
  • のどの痛みはありますか?

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この記事の監修医師

監修医師 折茂 圭介

折茂 圭介

呼吸器内科・アレルギー科・内科

東北大学医学部卒。東京都立駒込病院での初期研修を経て東京女子医科大学呼吸器内科入局。大学院で国立成育医療研究センター研究所 免疫アレルギー感染研究部に国内留学。博士課程修了後、同研究室で研究員として勤務。専門は呼吸器内科学、特に喘息をはじめとするアレルギー学。

更新日
2026/10/27
公開日
2020/06/30