ステージ2の非小細胞肺癌で遺伝子変異が陰性の場合、術前治療開始から手術まで、どのくらいの期間がかかりますか?
およそ3ヶ月程度かかります。
ステージ2の非小細胞肺がんで遺伝子変異がない場合、手術の前に「術前化学免疫療法」(抗がん剤と免疫チェックポイント阻害薬の併用)を行うことが標準的な選択肢の一つです。
この治療は、3週間を1コースとして計3コースほど行うのが一般的です。そのため、術前治療の期間だけで約2ヶ月かかります。
治療終了後、CTなどで効果を判定し、体力の回復を待ってから手術の計画を立てるため、術前治療の開始から手術までは、全体でおよそ3ヶ月が目安となります。
最後の術前治療から1ヶ月以内に手術をすることが推奨されます。ただし、治療計画や体の状態により期間は前後するため、詳細は主治医にご確認ください。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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