肥厚性瘢痕の治療にステロイドテープは使用しますか?
はい、使用します。ステロイドテープは肥厚性瘢痕に有効な治療法で、貼り薬として用いられています。
【ステロイド薬の効果】
ステロイド薬は、傷跡の盛り上がり(肥厚性瘢痕)の治療に有効です。炎症を抑える働きなどにより、傷跡の赤みや盛り上がり、硬さなどを改善する効果が期待できます。
【テープ剤(貼り薬)による治療】
ステロイド治療には注射や塗り薬、貼り薬(テープ剤)がありますが、日本ではテープ剤を用いた治療が一般的です。テープを12〜24時間ごとに貼り替えることで、薬の成分を持続的に傷跡に届けます。
【利点と注意点】
テープ剤は、1日に数回塗る必要がある塗り薬と比べて処置が簡単です。また、手術後の早い段階から使用すると、肥厚性瘢痕を予防する効果も報告されています。ただし、皮膚のかぶれ(接触皮膚炎)が起こる可能性もあります。


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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
(参考文献)
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