帝王切開でできた肥厚性瘢痕の治療は保険適用されますか?
原則として保険が適用されます。ただし、レーザー治療など一部の治療法は保険適用外となる場合があります。
【保険適用の考え方】
帝王切開の傷跡は、肥厚性瘢痕ができやすい場所のひとつです。肥厚性瘢痕の治療が保険適用となるかは、傷跡の状態や治療法によって異なります。ひきつれ(瘢痕拘縮)があり、体を動かしにくいといった機能的な問題があれば、保険適用となりますが、見た目の改善だけが目的の場合は、自費診療となることがあります。
【保険が使える主な治療法】
- 飲み薬:かゆみなどの症状を抑えるトラニラスト
- 貼り薬・塗り薬:赤みや盛り上がりを抑えるステロイド薬
- 手術:ひきつれを伴う場合などに行われます。
【保険適用外の主な治療法】
- レーザー治療
- シリコーンジェルシート
治療方針については、医師とよく相談することが大切です。


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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
(参考文献)
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