肥厚性瘢痕に使える市販薬はありますか?
ヘパリン類似物質軟膏やシリコーンジェルシートなどが市販されていますが、専門医への相談が推奨されます。
【市販で購入できる製品】
肥厚性瘢痕の治療に使われるものの中には、薬局などで購入できる製品もあります。
ヘパリン類似物質含有軟膏や保湿剤
ワセリンやアミノ酸軟膏などの保湿剤や、ヘパリン類似物質を含む塗り薬が、外用薬として治療で用いられることがあります。
シリコーンジェルシート
傷あとに貼ることで、色調や盛り上がり、かゆみ、痛みを改善する効果が期待できます。テープ状のものもあり、比較的簡単に使える保存的治療法のひとつです。
【使用上の注意点】
肥厚性瘢痕の治療法は、塗り薬や貼り薬のほか、内服薬、ステロイド注射、レーザー治療、手術など多岐にわたります。どの治療が最適かは、傷跡の状態によって異なります。自己判断で市販薬のみに頼るのではなく、まずは形成外科などの専門医を受診し、正しい診断のもとで適切な治療計画を立てることが大切です。


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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
(参考文献)
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