腹腔鏡手術の傷跡が肥厚性瘢痕になることはありますか?
手術創の一種であるため、体質や部位によっては肥厚性瘢痕になる可能性があります。
【肥厚性瘢痕とは】
手術やけがの傷が治る過程で炎症が長引くと、傷跡が赤く盛り上がることがあります。これを「肥厚性瘢痕」と呼び、誰にでも起こりうる症状です。
【発生の原因】
傷が治ったあとも、皮膚に継続的な緊張(張力)がかかることが主な原因です。特に、胸や肩、下腹部、関節のように動きが多く、皮膚が引っ張られやすい部位にできやすいとされています。傷ができてから数週間~数ヶ月かけて、徐々に目立ってくるのが特徴です。
【腹腔鏡手術の傷跡】
腹腔鏡手術の傷跡で下腹部にできたものは、肥厚性瘢痕になりやすく、個人の体質によっては、赤く盛り上がった傷跡になる可能性があります。


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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
(参考文献)
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