肥厚性瘢痕の圧迫療法とはなんですか?
肥厚性瘢痕に圧力をかけて厚みや赤みを軽減する治療法です。
圧迫療法は、肥厚性瘢痕の治療や予防のために、1970年代から広く使われている治療法です。この治療は、特に瘢痕(傷跡)の厚みや赤みを減らし、傷跡を平らにするのに効果的だと報告されています。ただし、かゆみなどの傷跡による不快な症状に対しては、あまり効果がないことがあります。
圧迫療法の仕組みは、圧迫によって傷跡部分の血の巡り(微小循環)を少なくすることで、傷跡の厚みや赤みが改善すると考えられています。より高い圧力で圧迫するほど、傷跡の厚さを減らす効果が高まるとされており、1日23時間、20~30mmHg程度の圧力で圧迫するのが望ましいとされています。
日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
(参考文献)
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