神経線維腫症の診断基準を教えてください。
神経線維腫症1型、2型の診断基準を以下に示します。
神経線維腫症1型
以下の7項目中、2項目以上みられる場合に神経線維腫症1型と診断されます。
- カフェオレ斑という独特なシミが6個以上みられる
- 2個以上の神経線維腫(小さなイボ)またはびまん性神経線維腫(やや大きなイボ)がみられる
- 腋窩あるいは鼠径部にそばかすのようなシミ(雀卵斑様色素斑)がみられる
- 視神経に視神経膠腫という腫瘍がある
- 虹彩に2個以上の小結節(ツブツブ)がみられる
- 脊柱・胸郭の変形、四肢骨の変形、頭蓋骨・顔面骨の骨欠損などの特徴的な骨病変がみられる
- 家系内(両親や子供、兄弟姉妹)が神経線維腫症である
神経線維腫症2型
以下の2項目のうちどちらかを満たす場合に、神経線維腫症2型と診断されます。
- MRI検査またはCT検査で、両側の聴神経に腫瘍がみられる
- 両親や子供、兄弟姉妹のいずれかが神経線維腫症2型であり、患者さん本人が以下のaまたはbを満たす
- a.片側の聴神経に腫瘍がみられる
- b.神経鞘腫、髄膜腫、神経膠腫、若年性白内障のうち、2つ以上がみられる
ただし、自分自身でこの診断基準と照らし合わせて、神経線維腫症かどうかを判断することは難しいので、疑われる場合には、専門の医療機関を受診しましょう。
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
(参考文献)
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