神経線維腫症の虹彩小結節とはなんですか?

虹彩小結節は、神経線維腫症患者さんの虹彩にできる小さなシミのようなものです。

解説

虹彩小結節は、神経線維腫症患者さんの虹彩にできる小さなシミのようなものです。
虹彩小結節を説明する図です
神経線維腫症では、皮膚や神経、骨、目など、全身のさまざまな場所に症状が現れることがあります。症状のひとつとして、虹彩小結節がみられることがあります。

虹彩小結節は、目の虹彩の部分にできる小さなシミのようなもので、通常視力障害を引き起こすことはないため、治療は必要ありません。

ただし、神経線維腫症1型の診断基準のひとつに「2つ以上の虹彩小結節がみられる」というのがあるため、神経線維腫症を診断するうえで重要なサインであると考えられています。

虹彩の部分に2つ以上シミのようなものができている場合には、神経線維腫症の可能性があるため、医療機関を受診するようにしましょう。

公開日

最終更新日

新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科

武井 悠香子 監修

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「神経線維腫症」とはどのような病気ですか?

神経線維腫症は、遺伝性の病気で、神経線維に腫瘍が生じることが特徴です。

神経線維腫症の原因は何がありますか?

神経線維腫症の主な原因は、遺伝子の変異です。

神経線維腫症ではどのような症状がありますか?

NF1型はカフェオレ斑と神経線維腫、NF2型は聴神経腫瘍による難聴が主な症状です。

神経線維腫症には初期症状はありますか?

NF1型はカフェオレ斑、NF2型は難聴や耳鳴りが初期症状として現れます。

神経線維腫症の場合、主にどのような治療をしますか?

神経線維腫症の治療は、症状に応じて外科的切除や放射線療法、リハビリが行われます。

神経線維腫症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

神経線維腫症が疑われる場合、小児科・神経内科や皮膚科、遺伝カウンセリングを受診するとよいでしょう。

神経線維腫症が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?

カフェオレ斑や難聴、視力低下などの症状が見られたら早期受診が推奨されます。

神経線維腫症のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

神経線維腫症は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

神経線維腫症の治療には、主に外科的手術や放射線療法が行われます。根本的な治療法としての薬はまだ確立されていません。

神経線維腫症で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?

現在、外科的手術や放射線療法が治療の第一選択となります。

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