がん悪液質は血液検査でわかりますか?
血液検査だけでは診断できませんが、体の状態を知るために検査が行われることがあります。
がん悪液質は血液検査だけでは診断できません。診断は主に体重の減り具合をみて行います。しかし、体の状態を詳しく知ったり、今後の見通しを立てたりするために、血液検査が役立ちます。
具体的には、以下のような血液検査を行うことがあります。
- CRP(C反応性タンパク):体内の炎症の程度を示す検査です。がん悪液質では炎症が強くなっていることが多く、CRPの値が高くなりやすいです。
- アルブミン:栄養状態の目安となる値です。3.5g/dL未満の場合は栄養が足りていない可能性があります。CRPとアルブミンの値を組み合わせることで、栄養状態や今後の経過をより詳しく評価できます。
- ヘモグロビン(Hb):貧血の有無を調べます。ヘモグロビンは、血液中の酸素を運ぶ役割を持っています。一般的に、男性では13g/dL未満、女性では12g/dL未満で貧血と判断されます。
このように、血液検査は「がん悪液質」そのものを診断するものではありませんが、体の状態を把握し、適切な治療やケアにつなげるために重要です。
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東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
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