がん悪液質を放置するとどうなりますか?
筋力低下や免疫力低下が進み、がん治療の継続が難しくなる可能性があります。
がん悪液質を放置すると、がん治療の継続が難しくなり、命に関わる可能性があります。具体的には、以下のような問題が起こりやすくなります。
- 体重と筋肉量がさらに減少し、日常生活の動作が難しくなる
- 体力が落ちることで、肺炎などの感染症を起こしやすくなる
- 体力が落ちることで、抗がん剤治療や手術などのがん治療を続けることが難しくなる
- 治療の副作用からの回復も遅くなりやすい
研究では、悪液質がある患者さんは悪液質のない患者さんと比較して、死亡リスクが約1.5〜1.6倍高いことが報告されています。
早期に発見して適切な治療やサポートを受けることで、これらの悪化を防いだり、進行を遅らせたりできる可能性があります。体重減少や食欲低下に気づいたら、早めに担当の医師に相談しましょう。
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(参考文献)
Arends J, et al. Cancer cachexia in adult patients: ESMO Clinical Practice Guidelines. ESMO Open. 2021, 6, 100092.
Takaoka T et al. Prevalence of and Survival with Cachexia among Patients with Cancer: A Systematic Review and Meta-Analysis. Adv Nutr. 2024, 15, 100282.
内藤 立暁ほか.“がん悪液質ハンドブック ―「がん悪液質:機序と治療の進歩」を臨床に役立てるために”.一般社団法人 日本がんサポーティブケア学会.http://jascc.jp/wp/wp-content/uploads/2019/03/cachexia_handbook-4.pdf,(参照 2026-01-21).
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公開日:
最終更新日:
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
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