女性がフルニエ壊疽を発症することはありますか?
男性に比べると少ないですが、女性にも発症することはあります。
フルニエ壊疽は主に男性に多くみられる病気ですが、女性にも発症します。患者さん全体における女性の割合は、おおむね10〜20%程度とされています。ただし、死亡率については女性のほうが高いという報告もあります。
女性の場合、感染の入口(起点)となりやすい部位は男性とは異なり、外陰部(がいいんぶ:女性器の外側の部分)、腟、子宮、肛門周囲などが挙げられます。バルトリン腺膿瘍(バルトリンせんのうよう:女性器の付け根にある腺にできる膿のたまり)や外陰部の皮膚のトラブル、産婦人科的な手術後の感染などが誘引となることもあります。女性でも男性と同様に、糖尿病・肥満・免疫力の低下などがリスク因子となります。
症状・治療・緊急度のレベルは男性と変わりありません。外陰部や肛門周囲の急激な痛み・腫れ・皮膚の変色、発熱などがあれば、婦人科または泌尿器科、外科、救急科のいずれかに速やかに受診してください。
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(参考文献)
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東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
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