「フルニエ壊疽」とはどのような病気ですか?
陰部や会陰部(肛門と陰部の間)に細菌が感染して急激に広がる、命に関わる重篤で緊急性の高い病気です。
フルニエ壊疽とは、外陰部(陰茎・陰嚢)、会陰部(肛門と陰部の間)、肛門周囲に発生する壊死性筋膜炎(えしせいきんまくえん)の一種です。1883年にフランスの皮膚科医のフルニエ先生が初めて報告したことから、この名前がつきました。
壊死性筋膜炎とは、複数の細菌が皮膚の下の筋膜(きんまく:筋肉を包む膜)に感染して急速に広がり、組織を死滅させてしまう重篤な感染症のことです。壊死性筋膜炎については、こちらもご覧ください。
この病気の最大の特徴は進行の速さです。感染が始まって数時間から数日のうちに、皮膚・皮下組織・筋膜が広範囲にわたって壊死(えし:組織が死んでしまうこと)が起きます。適切な治療が遅れると敗血症(はいけつしょう:細菌が血液中に広がって全身が危険な状態になること)から死亡に至ることがあるため、泌尿器科における緊急疾患のひとつとされています。
主に中高年の男性や糖尿病のある方などに多くみられますが、女性や若年者にも発症することがあります。早期に発見して緊急手術を行うことが、命を救うために非常に重要です。少しでも気になる症状があれば、まったくためらわずに受診してください。
なかなか気がつきにくく、時間が経ってから病院にくる患者さんがやや多いです。
フルニエ壊疽について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
フルニエ壊疽について、気になる症状はありますか?
もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
フルニエ壊疽
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです