子宮内膜増殖症の原因は何がありますか?

女性ホルモン(エストロゲン)に長期間さらされることが最も大きな原因です。

子宮内膜増殖症のもっとも重要な原因は、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの影響を、子宮の内側の膜が長期間にわたって受け続けることです。

通常、エストロゲンの働きは、もうひとつの女性ホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)によってバランスが保たれていますが、このバランスが崩れるとリスクが高まります。

バランスが崩れやすくなる原因やなりやすい方の特徴として、次のようなものがあります。

  • 肥満:脂肪の組織からエストロゲンが作られるため、体重が多いほどエストロゲンの量が増えます。
  • 排卵が不規則な状態(多のう胞性卵巣症候群PCOSなど):排卵がないとプロゲステロンが十分に出ず、エストロゲンだけが働き続けます。
  • 閉経前後の時期:排卵が不規則になり、ホルモンバランスが乱れやすくなります。
  • エストロゲンだけを補充するホルモン治療:プロゲステロンを併用しない場合にリスクが高まります。
  • リンチ症候群:遺伝的にがんになりやすい体質で、子宮内膜の異常も起こりやすくなります。
  • 糖尿病:肥満やホルモンの異常と関連してリスクが上がります。

反対に、プロゲステロンを含む薬(低用量ピルや子宮内に入れるホルモン付きの器具など)を使うことで、リスクが下がることも報告されています。

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