子宮内膜増殖症で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
薬の種類や方法の変更を検討し、それでも改善しない場合は子宮の摘出手術が選択されます。
黄体ホルモン薬で、十分な効果が得られない場合や副作用がつらい場合は、まず、担当の医師に相談してください。自己判断で薬をやめると、症状が悪化したり、がんに進むリスクが高まったりすることがあります。
薬が効かない場合、以下のような対応が検討されます。
<薬の種類や方法を変える>
- 飲み薬を使っている場合 → 子宮の中に入れる器具(LNG-IUS)への変更が検討されます。LNG-IUSは飲み薬より高い改善率が報告されています。
- LNG-IUSの副作用が合わない場合 → ジドロゲステロン(DGT)という飲み薬が選択肢になります。
<薬を組み合わせる>
- LNG-IUSに飲み薬(MPA)やメトホルミンという薬を加えることで、さらに改善率が高まる可能性が報告されています。
<子宮の摘出手術>
薬の変更や組み合わせでも改善しない場合、または異型のある子宮内膜増殖症で、がんに進むリスクが高いと判断された場合は、根本的な治療として子宮の摘出手術がすすめられます。子宮の摘出は、この病気に対する最も確実な治療法とされています。
治療の選択は、薬の効き具合・異型の有無・年齢・妊娠の希望・体の状態など、一人ひとりの状況に応じて異なります。定期的な検査を受けながら、担当の医師とよく相談して方針を決めることが大切です。
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(参考文献)
Yu-Fei Zhang et al. Efficacy of Oral Medications or Intrauterine Device-Delivered Progestin in Patients with Endometrial Hyperplasia with or without Atypia: A Network Meta-Analysis. J Clin Med. 2023, 12, 2980.
Li Luo et al. Oral and intrauterine progestogens for atypical endometrial hyperplasia. Cochrane Database of Systematic reviews. 2018, , https://doi.org/10.1002/14651858.CD009458.pub3.
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Ubie株式会社 産婦人科
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