子宮内膜増殖症の場合、主にどのような治療をしますか?
細胞異型の有無や妊娠の希望に応じて、ホルモン薬による治療か子宮の摘出手術を行います。
子宮内膜増殖症の治療は、細胞の形の異常(異型)があるかどうか、がんに進むリスクの高さ、年齢、将来の妊娠の希望などによって異なります。大きく分けて次の方法があります。
<異型がない場合>
がんに進む可能性が低いため、まずは経過観察やホルモン薬での治療が選ばれます。
- 経過観察:定期的に子宮の内側の膜を調べる検査を行い、変化がないか確認します。
- ホルモン薬(黄体ホルモン薬):飲み薬や、子宮の中に入れるホルモン付きの器具(レボノルゲストレル放出子宮内システム)を使い、厚くなった膜を正常に戻します。
<異型がある場合>
がんに進むリスクが高いため、根本的な治療として子宮の摘出手術がすすめられます。
ただし、将来妊娠を希望する方には、ホルモン薬で治療しながら定期的に検査を行い、経過をみる方法(妊よう性温存治療)が検討されることもあります。この場合、治療中は定期的に子宮の内側の膜を採取する検査を受ける必要があります。
治療方針は一人ひとりの状況によって異なるため、担当の医師とよく相談することが大切です。
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